■日誌 2014年9月

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月刊『国際労働運動』48頁(0459号07面01)(2014/12/01)


■日誌 2014年9月


3日東京 国労組合員訴訟、労組認めぬ反動判決
国労組合員資格確認訴訟の判決が東京地裁民事第11部で出された。「原告の請求をいずれも棄却する」との判決に傍聴席から怒りの声があがった。この判決は、安倍の意を受けた司法権力が労組絶滅を宣言した超反動的な判決だ
3日東京 裁判報告・国鉄決戦勝利総決起集会
国労裁判の夕方、「共に闘う国労の会」が主催する裁判報告・国鉄決戦勝利集会が文京区民センターで開かれ、186人が結集した
3~4東京 全学連大会、絶対反対の自治会を
全学連第75回定期全国大会が都内で行われた。大会は2日間で70本の発言という白熱的討論を通して「10・21国際反戦デー闘争に立ち上がろう! 11・2労働者集会に大結集しよう! 学生自治会再建へ、大学ストライキを復権しよう!」の3つのスローガンをうち立てた
4日アメリカ 米ファストフード・ストライキ
ファスト・フード労働者が時給15㌦への賃上げ、労組結成の承認を求めて全米150都市でストライキとデモを行った
7日沖縄 北中城村議選、宮城盛光さん8選
7日投開票された北中城村議選で「保育所の民営化絶対反対、非正規職撤廃、改憲・戦争阻止」を掲げる宮城盛光さんが前回を上回る得票と順位(421票、13位)で8期目の当選をかちとった
7日福島 ふくしま共同診療所報告会に130人
福島市のコラッセふくしまで共同診療所報告会が開催され、130人が参加した。診療所からの充実した報告やパワーポイントを使ったわかりやすい講演、活発な質疑が行われ、診療所のさらなる発展を確信するものとなった
7日群馬 群馬で市東さん迎え集会
三里塚反対同盟の市東孝雄さんを迎えて、「市東さんの農地を守ろう」群馬集会が前橋市で開かれ、55人で大成功し、10・12三里塚集会への参加を誓うものとなった
9日東京 星野ビデオ国賠判決で賠償命令
東京地裁民事第45部で、星野文昭同志のビデオ国賠の判決が出され、画期的な勝利をかちとった。判決は被告・国(東京地裁)と都(警視庁公安部)による裁判の証拠であるビデオテープ「紛失」の違法を明確に認め、星野同志への賠償金支払いを命じた
9日東京 「A2-B-C」上映会が成功
江戸川区船堀駅前にあるタワーホールで行われた「NAZENえどがわ」と「放射能を考える江戸川ネットワーク」共催の「A2-B-C」上映会が130人の結集で成功した
10日東京 法大武田君弾圧裁判で、意見陳述
法政大学文化連盟委員長・武田雄飛丸君の「暴行」デッチあげ弾圧裁判の第2回公判が開かれた。8月15日に保釈をかちとって意気軒昂たる武田君の意見陳述がたたきつけられた
11日福島 9・11郡山工場包囲デモ
「10・1郡山総合車両センターの外注化阻止」を掲げ、郡山工場を包囲一周するデモがかちとられた。全国から650人が結集して外注化攻撃に根底的な反撃をたたきつけた。日本労働運動は深部から転換し始め、11・2労働者集会に向けて大きな突破口が開かれた。
12日東京 金曜行動、再稼働の安倍に怒り
金曜の恒例の反原発闘争が首相官邸前と国会前で行われ、約1200人が決起した
14日千葉 三里塚一斉行動、新滑走路案に怒り
三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は、第17回を数える成田空港周辺地域での一斉行動に立ち上がった
14~16日千葉 千葉市で星野絵画展開く
千葉市の総合施設「さぼーる」で星野絵画展が開かれた。3日間で319人が来場し、14日の星野暁子さんの話は「文昭と私の共に生きてきた28年の愛と団結」という題で行われ40人が参加した
14日鳥取 米子国鉄闘争集会開く
米子市文化ホールで米子国鉄闘争集会が行われた。山陰では地区をあげて国鉄・反原発を闘う中で、国鉄10万署名が労働組合などの協力を得て2400筆を越した。この日の集会には新しい仲間も結集し、11月に向かって新たな闘いの火ぶたが切られた
15日 西野善久同志を追悼する
『前進』第2648号(9月15日発行)に革共同京都府委員会による西野善久同志の追悼文が掲載された。それによると6月14日、西野善久同志は虚血性疾患でなくなった。42歳の若さであった。8月23日に西野同志を偲ぶ会が地区党の主催で行われた
16日千葉 誘導路裁判、騒音被害の現状暴く
千葉地裁民事第3部で第3誘導路裁判の弁論が開かれた。第3誘導路は、天神峰の市東孝雄さんを追い出すだけの目的で200億円の巨費が投じられ造られた。市東さんの家と農地は四方を空港施設で囲まれ、日々航空機の走行と離着陸の巨大な騒音を浴びている。この第3誘導路の違法性を暴き、国とNAAに供用差し止めを求めるのがこの裁判である
16日東京 法大開講、文連と全学連がアピール
法政大学の後期キャンパスが開講した。文化連盟委員長・武田君奪還の地平から、安倍の最悪の先兵=田中優子打倒に向けて、文連と全学連が元気に登場した
18日東京 〝法制審答申弾劾〟霞ヶ関デモ
法務省が法制審議会総会を開き、盗聴の拡大・司法取引・匿名証人制度の導入を柱とした新捜査手法の導入を決定し、松島みどり法務大臣に答申した。新捜査手法反対連絡会議は、「司法取引導入反対!」「盗聴拡大許すな!」と怒りの霞が関デモを闘いとった
18日宮城 東北大、明善寮をつぶすな
東北大学学生自治会は全国から駆けつけた学生とともに、「東北大学明善寮をつぶすな! 第2波仙台市内デモ」と東北大学当局に対する申し入れ書の提出行動を行った
20日沖縄 辺野古で新基地建設に怒りの行動
「みんなで行こう辺野古へ。止めよう新基地建設!9・20県民大行動」が名護市辺野古で開かれ、新基地建設予定海域を見渡す辺野古の浜を5500人が埋め尽くした
21日大阪 西郡住宅闘争、仮執行宣言取り消し
9・21住宅闘争勝利全国集会が八尾市西郡の幸第2公園に350人が結集して闘いとられた。基調報告に立った水平同盟委員長代行の久原正子さんは9月16日の大阪高裁での明け渡し裁判で「一審の仮執行宣言を取り消す」という画期的な判決をかちとったことを報告した
21日東京 11・2労働者集会第2回実行委員会
11・2労働者集会の第2回実行委員会が開かれた
23日東京 9・23亀戸反原発集会に1万6000人
九州電力川内原発再稼動阻止への全国集会が亀戸中央公園で行われた。全国から労働組合を中心に1万6000人が結集した。NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)も参加しともに闘った
27日埼玉 埼玉で戦争と民営化に反対する集会
埼玉で戦争と民営化に反対する労働者集会を50人の結集でかちとった。全国労組交流センター代表運営委員・動労水戸副委員長の辻川慎一さんが講演を行った
27日韓国 パククネ政権と全面対決
ソウルでは「コメ全面開放阻止!」を叫ぶ農民大会、「カネより命、カネより安全―医療・鉄道民営化に反対する生命と安全の波」第5次集会が開かれ、セウォル号特別法制定要求の国民大会へと続いた
28日鹿児島 〝川内原発再稼働止めろ〟大集会
「ストップ川内原発再稼働! 9・28全国集会」が鹿児島市の中心街・天文館公園で開かれ、7600人の労働者市民が九州一円・全国から結集し大高揚した。主催は鹿児島県内の市民・労働団体でつくる「ストップ再稼働! 3・11鹿児島集会実行委員会」
28日茨城 茨城で国鉄闘争全国運動集会
つくば市内で「労働者の本音の力で安倍を打倒しよう! 茨城労働者集会」が60人の結集で大成功した。講演は国鉄闘争全国運動呼びかけ人の花輪不二男さんが行った
28日北海道 札幌で国鉄闘争集会
札幌市内で行われた9・28北海道集会は、この間の国鉄集会でもっとも多い三十数人が参加した。発言者全員が職場での実践を報告し。「すべての職場に闘う労働組合を!」という集会のスローガンにふさわしいものとなった
28日長野 長野で労働者集会を開く
「国鉄1047名解雇撤回! 外注化・非正規職化撤廃! 安倍を倒せ! 長野労働者集会」が千曲市の更植文化会館(あんずホール)で開催された。国労新潟県支部の星野文夫さんが今春の新津車両製作所分社化反対闘争を中心に特別報告を行った
28日群馬 群馬で労働者集会
動労連帯高崎と群馬の労働者が呼びかけた「安倍を倒そう9・28ぐんま労働者集会」が35人の参加で意気高くかちとられた。群馬合同労組の清水彰二書記長が基調を提起した
28、29日千葉 動労千葉定期大会かちとる
動労千葉はDC会館で第43回定期大会を開いた。10・1ストライキを前に行われた今大会は、新たな闘いに挑戦する動労千葉の団結を固めなおす重大な大会となった
28日千葉 動労千葉、結成35年を祝う会を開催
動労千葉は第43回定期大会の第1日目に京葉銀行文化プラザで結成35周年を祝う会を開催した
30日東京 鈴コン、職場復帰の大勝利
東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の3人(内田稔分会長、吉本伸幸書記長、鈴木善弘会計)の解雇撤回・原職復帰の闘いは、東京高裁での勝利和解を鈴木資本に強制し確定させた。11月半ばに職場復帰だ。しかも「実質上無期雇用、不当労働行為の法令違反をしない」と確約させての完全勝利だ
30日東京 法大デモ、10・21闘争へ向け決起
法政大学文化連盟の仲間を先頭に首都圏学生は、後期開講後初の法大包囲デモを打ち抜き、10・21国際反戦デー闘争の爆発に向けたのろしを上げた