■日誌 2014年8月
月刊『国際労働運動』48頁(0458号07面01)(2014/11/01)
■日誌 2014年8月
1日東京 前進社国賠、原告が最終準備書面
前進社国家賠償請求訴訟の第24回期日の弁論が東京地裁民事第1部で行われた。裁判は原告訴訟代理人弁護士が第9準備書面を提出し審理を終了した
4日大阪 西郡住宅闘争、八尾市に緊急抗議闘争
供託者を先頭に八尾市への緊急抗議行動が闘われた。これは西郡住宅闘争の先頭で闘う家賃供託者8家族に対して、7月31日に国家権力、八尾市、裁判所執行官が「追い出し」通告をしてきたことへの怒りをこめた弾劾闘争である
5日広島 ヒロシマ世界大会を開催
広島市東区民文化センターで「全原発廃炉・核廃絶ヒロシマ世界大会」が開かれた。広島・長崎と沖縄、福島、さらに国境を超えて韓国ともつながる画期的な闘争になった
5日広島 民主労総を迎え国際連帯集会
「解雇撤回!非正規職撤回!日韓連帯集会」が、広島連帯ユニオンと合同一般労組全国協議会の主催で開かれた。民主労総から公共運輸労組医療連帯本部大邱支部非正規職組織局長のパクソヨンさんが報告した
5日広島 全国青年労働者交流集会」開く
広島市東区民センターで「オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会」が開かれた
5日広島 学生集会が開かれた
「集団的自衛権と大学の軍事協力反対! 安倍政権をヒロシマから倒そう! 全国学生集会」が広島大学自治会の主催で開かれた
6日広島 被爆69周年ヒロシマ大行動大集会
被爆69周年8・6ヒロシマ大行動実行委員会主催の「8・6ヒロシマ大行動大集会」がヒロシマ県立総合体育館に1170人の参加で行われた。集会後のヒロシマ大行進は被爆二世を先頭に「戦争と原発の安倍を倒そう」の声を街にひびかせ、支持と共感を集めた
6日広島 式典会場の安倍を痛撃
朝、原爆ドーム前でのアピール集会と、首相の式典出席弾劾・中国電力包囲デモが打ち抜かれ、強い雨の中を500人が参加した
8日東京 金曜行動、安倍に怒りのコール
首相官邸と国会前で集団的自衛権行使と原発再稼動を狙う安倍政権を痛撃する金曜行動が行われた
8日長崎 長崎大学門前で情宣活動
NAZENナガサキの呼びかけで、長崎大学への申し入れと街頭宣伝が行われた。夕方の長崎市内の街頭宣伝では鈴木達夫弁護士が訴えた
9日長崎 祈念式典で城臺美彌子さんが弾劾
長崎原爆の日の平和祈念式典で被爆者を代表して城臺美彌子(じょうだいみやこ)さんがスピーチ「平和へ誓い」を行い、安倍の目の前で「集団的自衛権の行使容認は日本国憲法を踏みにじった暴挙」と弾劾した
9日長崎 8・9長崎闘争を画期的に打ち抜く
NAZENナガサキの呼びかけで全国から集まった仲間は、長崎市城栄公園で集会を開いてデモに出発。デモ隊は式典での城臺さんの決起と一体で「集団的自衛権反対、安倍打倒」を掲げて平和公園の安倍に迫り、爆心地公園まで打ち抜いた。午後1時、長崎勤労福祉会館講堂で「ヒロシマ−ナガサキ−フクシマ怒りを一つに 再稼動と改憲、戦争への道を許さない被爆69周年8・9長崎集会」が開かれた
10日千葉 三里塚で一斉行動
三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は、第16回目の成田空港周辺の地域で一斉行動を行った。この日配る「反対同盟ニュース」第11号には「農地死守・第3滑走路阻止」の訴えが載っている
11日神奈川 『前進』の号外です!に人だかり
待望の『前進』号外が発行された。早速仲間と横須賀中央駅で配布した。「安倍倒そう! 8・17日比谷公会堂へ」。驚くことに瞬く間にひとだかりができて、どんどん受け取っていく。250部を手渡しすることができた
12日東京 イスラエル船の荷役拒否に連帯
動労千葉労働者国際連帯委員会は、アメリカのオークランドにおける米労働者のイスラエル船の荷役拒否闘争に連帯して、イスラエルの武器開発・貿易協力に走る安倍政権を弾劾してZIMジャパンに対する抗議・申し入れ行動を行った
13日東京 法大武田君弾圧裁判の第1回公判開く
法大文化連盟委員長・武田君の「暴行」デッチあげ弾圧裁判第1回公判が東京地裁刑事第10部で開かれた。武田君は、堂々たる意見陳述を行い、傍聴席からの拍手が止まなかった。そして15日に武田君の保釈奪還をかちとった
15日東京 お盆休みの金曜行動
日帝の敗戦から69年目の8・15、恒例の反原発金曜行動が首相官邸前に限定されて行われた
16日東京 星野再審全国総会を開く
港区の港勤労福祉会館で「星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」の14年全国総会が開かれた。総会には家族、各地の星野救援会、再審弁護団、労組交流センター、全学連など41人が参加して「ソリダリティ」の合唱から始まった.
17日東京 戦争阻止の「日比谷宣言」を採択
日比谷公会堂で開催された「改憲・戦争・原発・首切りの安倍をともに倒そう!8・17集会」は、1830人を結集して歴史的な大集会としてかちとられた。城臺美彌子さんをはじめとする全発言に戦争絶対阻止・安倍打倒の決意がみなぎり、会場には熱気と感動があふれた。代表呼びかけ人の鈴木達夫さんが「8・17日比谷宣言」を高らかに読み上げ、「改憲・戦争・原発・貧困許さない大行動」(略称・許すな改憲!大行動」の開始を宣言した
20日大阪 西郡住宅闘争、八尾市へ抗議行動
「8家族への住宅追い出し・強制執行許すな!抗議行動」がかちとられた。全国水平同盟西郡支部と八尾北医療センター労組、関西合同労組大阪東部支部が、意気軒昂として立つ8家族と西郡住民の闘いの軸となった。また同日付で、全国水平同盟西郡支部が、「住宅追い出しの強制執行許すな、9月21日、全国から西郡に結集を呼びかける」戦闘宣言を発した
22日東京 金曜行動を闘う
首相官邸前、国会前での金曜行動は東北や関西からの参加者も加えて勢いを増し「安倍内閣打倒」も呼びかけられた
23日沖縄 辺野古着工阻止へ3000人
キャンプ・シュワブ第1ゲート前で辺野古基地建設に反対する県民集会が開かれ3000人が結集、沖縄大学自治会の執行部メンバーも沖縄大学自治会旗を押し立てて参加した
23日茨城 自治労女性部総会で情宣
労組交流センター女性部は、茨城県労組交流センターや茨城県地域連帯労組の仲間、動労水戸の組合員とともに、自治労女性部第55回定期総会と青年部総会が行われている水戸市の県文化センター前で情宣活動を行った
24日東京 11・2へ第1回実行委員会開く
11・2全国労働者総決起集会に向けた第1回実行委員会が都内で開催された。
24日東京 婦民全国協30周年集会を開く
婦人民主クラブ全国協議会の結成30周年記念集会が杉並で開催され、全国の会員・読者や共闘など100人が参加した。新自由主義への怒りを解き放ち、安倍政権の7・1集団的自衛権行使容認の閣議決定と真正面から対決し、戦争への突進を社会の根底からの改革=革命へと転化するために、安倍を打倒しようという決意あふれる集会となった
25日 倉岡靖子同志の追悼文を『前進』掲載
8月25日発行の『前進』に革共同北摂地区委員会の倉岡靖子同志追悼文が掲載された。それによれば倉岡靖子同志は7月6日早朝、病床についてから1年に満たずに、37歳の若さで逝去した
26日大阪 追い出し強制執行に大反撃
大阪府警を先頭に国・八尾市・裁判所は300人の体制で住宅追い出し強制執行に踏み切ったが、当該の気迫が完全に圧倒した
27日大阪 「君が代」不起立人事委闘争で集会
エル大阪で、大阪市沼田人事委員会闘争の報告集会を行い、教育労働者を中心に45人が集まった。「君が代」不起立を貫く大阪府立高校の教育労働者や「入れ墨」処分と闘う大阪市の労働者も参加し、活発な意見交流が行われた
28日東京 迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判
迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判の被告人である須賀武敏、十亀弘史、板垣宏の3同志と弁護団は、27年間にもおよぶ本件超長期裁判に、今度こそ正しく決着をつけ、原判決(差し戻し控訴審判決)の破棄・無罪判決を勝ち取るために、渾身の「上告趣意書」を最高裁にたたきつけた
28〜29日大分 自治労別府大会、民営化阻止訴え
地元九州を始め全国から結集した労組交流センター自治体労働者部会など30人の大部隊は、連日の雨をものともせず、別府市内の大会会場入り口2カ所に横断幕とのぼり旗を立て宣伝戦をやりぬいた。まいたビラは5000枚、国鉄解雇撤回署名は436筆で大会参加者4200人の1割を超えた
29〜31日東京 八王子の星野絵画展が大成功
三多摩・星野文昭さんを救う会は、八王子市芸術文化会館で星野文昭絵画展と、星野暁子さんを迎えての星野集会を開催した。八王子は東京・三多摩の労働運動の拠点だ。三多摩労組交流センター、合同労組八王子が共催団体に加わり、闘う労働者とともに全力で準備した
30日東京 再稼動に怒り、7000人が結集
安倍政権が川内原発の再稼動を狙う中、「再稼動反対、国会前大集会」が行われ、7000人が結集した。前日29日の金曜行動を中止してこの日に集中となり、国会正門前と歩道は労働者人民の波で埋め尽くされた
31日宮城 〝明善寮をつぶすな〟と市内デモ
東北大学学生自治会は「東北大学明善寮をつぶすな!8・31デモ」を行い、多くの学生・労働者とともに集会と仙台市内デモをうちぬいた。緊急行動にもかかわらず、集会には、日就寮生をはじめ学生・労働者50人がかけつけた。集会後は東北大学片平キャンパスに向かってデモ。途中から合流する学生もいた