■羅針盤 11・2労働者集会へ総結集を

月刊『国際労働運動』48頁(0458号01面01)(2014/11/01)


■羅針盤
 11・2労働者集会へ総結集を

(表紙の写真  賃上げを要求しストに立ったUTLA【13年11月13日】)


▼動労千葉は10月1日、「雇用・安全破壊の外注化粉砕」「CTS(千葉鉄道サービス)の仲間を犠牲にするな」をスローガンに、正午から半日間のストライキに立った。このストは、JR業務外注化攻撃への反撃であり、新自由主義の最深部を撃つ世界的意義を持った闘いだ。今こそ会社(資本)への怒りを解き放とう! 組合の腐敗幹部を倒し、今こそ闘う労働組合をよみがえらせよう。動労総連合を全国に建設しよう。9・11郡山闘争はその号砲だ。大阪・西郡住宅闘争では、高裁判決で仮執行宣言付き決定を取り消させ、9・21闘争には高槻市富田園芸協同組合が大合流した。東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会は東京高裁で解雇撤回・職場復帰の9・30勝利和解をかちとった。
▼全国各地の国鉄集会は、労組が軸になれば闘いが発展し前進することを示した。闘えば勝てる。10・8市東さん農地裁判―12三里塚現地集会を勝利的に闘いぬき、10・21国際反戦デー闘争に全学連を最先頭に向かっている。さらに川内原発再稼働阻止・全原発廃炉の闘い、福島・沖縄県知事選のすべてを改憲と戦争の安倍打倒の11・2労働者集会に総結集させよう。
▼今日、戦後革命期に匹敵する規模で世界中の労働者が立ち上がっている。韓国のゼネスト、香港・台湾のデモ、中東、欧米、アジアの階級闘争――。労働者階級の団結を解体し第2次世界大戦を強行した帝国主義とスターリン主義に歴史的決着をつける革命的決起である。それは同時に、1917年ロシア革命で開始されながら、未完にとどまったプロレタリア世界革命の扉を再度開く闘いだ。10~11月闘争に総決起し、2010年代中期階級決戦に勝利しよう。