■日誌 2014年 4月
月刊『国際労働運動』48頁(0455号08面01)(2014/07/01)
■日誌 2014年 4月
1日福岡 1047名解雇撤回、JR九州支社に抗議
レイバーユニオン福岡と「国鉄闘争全国運動九州」の闘う仲間は、1047名解雇撤回を掲げてJR九州本社抗議行動を闘った。20人の仲間が横断幕とのぼりを掲げて結集した
1日大阪 動労西日本、JR西入社式で宣伝
JR大阪駅前に結集した動労西日本は、大江照己委員長を先頭に、JR西日本新入社員へ組合加入を呼びかけた
4日東京 金曜行動、官邸前に怒りの声
首相官邸前、国会前で金曜行動が行われた。毎回参加している女性は「安倍首相、ふざけるな!再稼働なんか絶対反対だ」と叫んだ
5、6日青森 「4・9反核燃の日」行動など
5日、「第29回反核燃の日全国集会」が青森市内で、原水禁などで構成する同集会実行委員会の主催で開かれた。労働組合など1200人が結集し、原発再稼働と六ケ所再処理工場本格稼動阻止のデモをした。同日夜、「NAZEN青森結成2周年集会」が青森市内で開催され50人が結集した。ふくしま共同診療所の布施幸彦医師が講演した。6日、六ケ所再処理工場前に350人が結集し、「再稼働阻止! 再処理工場本格稼動阻止!」を叫び、その後100人が村内デモを闘った
8日東京 法大開講日、文連の登場に大きな共感
法大の開講日、文化連盟と全学連は早速昼休みから登場して、田中優子新総長体制を徹底追及する大情宣を行った。教職員の弾圧体制を弾劾して、文化連盟委員長・武田雄飛丸君がアピールした
9日東京 4・9弁護士・市民集会に110人
霞が関の弁護士会館講堂クレオで「『法曹有資格者』制度粉砕! 集団的自衛権の容認を許さない弁護士・市民集会」(主催/憲法と人権の日弁連をめざす会)が開催され110人が集まった
11日東京 「エネルギー基本計画」決定に怒り
安倍政権が「エネルギー基本計画」を閣議決定したことに対して、各団体の抗議行動が首相官邸前と衆議院第2議員会館前、国会前で開催された
12日東京 星野討論会、全国の60人が熱い論議
渋谷勤労福祉会館で「全証拠開示・星野さん解放全国討論会」が、「星野さんを取り戻そう!全国連絡会議」の主催で行われた
12日大阪 動労西日本、四条畷駅で春闘スト
動労西日本は、中西副委員長の勤務地である四条畷(なわて)駅で決起した。組合員と支援の労働者・学生40人が駅東口に結集しともに闘った
12日広島 広島連帯ユニオンが街頭宣伝
広島連帯ユニオンを先頭に10万筆署名の街頭宣伝を行い、15人で1時間余りで102筆を集めた
13日神奈川 全国交流集会に国を越え450人
「打ち破ろう分断! 取り戻そう団結! 世界の労働者は団結して闘おう」を掲げた第25回外登法・入管法と民族差別を撃つ全国交流集会が横浜市開港記念館で開かれた。韓国から民主労総ソウル本部を迎え、在日・滞日外国人労働者を先頭に450人が一堂に会した
13日京都 京都大で福島と連帯する講演集会
全学自治会同学会中央執行委員会と研究部会主催の新勧講演会が開かれ、ふくしま共同診療所の杉井吉彦医師と法大文化連盟の武田雄飛丸君がそれぞれ熱く語り、新入生を含めた40人が聞き入った
13日福岡 NAZEN福岡が学習会
3・11の感動を報告するNAZEN福岡の学習集会が開かれ、新しい仲間も参加し盛り上がった
14日東京 竹内俊彦同志を追悼する
3月23日、前進社印刷局創成期からの印刷局員であった竹内俊彦同志が、労働者出身の革命家としてその72年の生涯を閉じた。14日に「お別れ会」が行われ、天田三紀夫書記長と印刷局の歴代責任者の同志たちを始め80人もの仲間が集まった
15日宮城 東北大で杉井医師の新歓講演会
新入生歓迎集会としてふくしま共同診療所の杉井医師の講演会が開かれ、飛び入りの新入生が参加した
16日東京 動労総連合の強制出向無効確認訴訟
東京地裁民事11部で動労総連合の強制出向無効確認訴訟が闘われた。団藤丈士裁判長に代わり、佐々木宗啓裁判長が出てきた。裁判所の動揺を示すものだ。原告側の代理人はJRと千葉鉄道サービス(CTS)など外注先との委託契約書を開示しろと迫った。さらに最高裁への2回目の解雇撤回・JR復帰の署名の提出行動が行われ、新たに1万4千筆余りの署名が提出された
16日東京 鈴コン解雇撤回裁判「解雇無効」判決
東京地方裁判所民事36部(古庄研裁判官)で画期的勝利をかちとった。東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の解雇は無効(地位保全)という鮮やかな勝利判決だ。「労働組合に団結して闘えば勝てる」ことを強烈に示した重大な勝利だ
16日福島 福島大学で布施医師の新歓講演会
福島大学で新入生の歓迎集会としてふくしま共同診療所医師の布施幸彦さんの講演会を行い、活発な議論になった
17日広島 新入生歓迎講演集会に30人が結集
ふくしま共同診療所の布施幸彦医師の講演会に約30人が参加し大成功した
18日東京 鈴コン裁判報告集会開く
鈴コン闘争勝利報告集会が板橋で開かれた。勝利判決の興奮も冷めやらぬ中、仕事を終えた労働者が続々と駆けつけ155人が結集した。鈴コン闘争は第2ステージに突入した
18日沖縄 新歓集会を自治会復活会が主催
沖大自治会復活会は「青年・学生は団結して戦争・基地をなくそう!」と題する新歓集会を行った。教室貸し出しを拒否する沖大当局の企画つぶしと闘い、多くの新入生の参加をかちとった
18日東京 官邸前金曜行動「原子力協定に怒り」
トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)への原発輸出を可能にする原子力協定が参院本会議で可決、承認されたこの日、首相官邸前・国会前で金曜行動が行われた
18日東京 前進社国賠、捜索責任・川島を追及
前進社国賠の第21回期日が東京地裁民事第1部(後藤健裁判長)で行われた。この日は、捜索立ち会いの総括責任者である原告のT同志と捜索責任者の警視庁公安1課(当時)の川島勇二の証人尋問が行われた
19日兵庫 尼崎事故弾劾し360人がデモ
JR尼崎駅北口広場で尼崎事故弾劾の全国総決起集会が闘われ、全国から360人が結集した。事故から9年目のこの闘いは、安全を崩壊させたJR体制打倒へ、階級的労働運動をつくりだす決定的な跳躍台になった
19日東京 八王子西局解雇撤回集会かちとる
八王子労政会館で「八王子西郵便局は青年の未来を奪うな!4・19解雇撤回集会」が、郵政非正規ユニオン、合同労働組合八王子、三多摩労働組合交流センター、全国労働組合交流センター全逓部会の共催で開催され、90人が結集した。集会では当該のS君が鮮烈な決意表明を行った
20日東京 首都圏学生の新歓講演会開く
都内で「子どもたちの命と健康を守ろう!『福島共同診療所』からの報告」と題する首都圏学生新歓講演会が同診療所の杉井医師を招いて行われた
20日千葉 6・25弁論へ署名訴え三里塚一斉行動
三里塚芝山連合空港反対同盟と三里塚支援連絡会議は、空港周辺地域での一斉行動を行った
20日大阪 関西交流会、関合労を先頭に240人
大阪市・東成区民センターで「打ち破ろう分断!取り戻そう団結! 民族差別・排外主義と入管体制を打ち破り、全世界の労働者は団結しよう 第23回外登法・入管法と民族差別を撃つ関西交流集会」が240人の参加でかちとられた
23日東京 海自「たちかぜ」裁判が大勝利
海上自衛隊横須賀基地の護衛艦「たちかぜ」乗組員だった1等海士が自殺した原因は艦内でのいじめであるとして、家族が国と先輩の元2等海曹に損害賠償を求めた東京高裁での控訴審で、原告が勝利判決をかちとった。小野寺防衛相が上告を断念し高裁判決が確定した。重大な勝利だ
25日東京 法大、封鎖粉砕し解放集会かちとる
4・25法大闘争は、法大当局-国家権力の弾圧態勢を打ち破って、法大生-全国学生の怒りの火柱をあげる感動的闘いとなった。昼休み前から法大外濠校舎周辺は全国大学からかけつけた学生と、集会に合流してきた数百の法大生で占拠され、解放空間となった。集会をかちとり、田中総長に対する怒りのデモがかちとられた。法大闘争は3万法大生総決起と法大自治会建設、そして首都圏に巨大な学生運動をつくりだす新段階に突入した
25日埼玉 ジェコー本社工場包囲デモ
「期間従業員全員解雇から5年」を弾劾するジェコー本社工場包囲デモが、JAM神奈川ジェコー労働組合の主催で行われた。夕方には通用門前でジェコー労組の組合員や支援者40人が抗議のシュプレヒコールを上げ、赤旗を林立させてデモで工場を一周、門前集会をかちとった
26日広島 中国電力前で座り込み
チェルノブイリ原発事故から28年目、広島連帯ユニオンとNAZENヒロシマの呼びかけで中国電力前闘争を行った
27日東京 集団的自衛権に反対する4・27集会
星陵会館で「集団的自衛権に反対する4・27集会」(主催/とめよう戦争への道!百万人署名運動)が開催され、420人の労働者市民が結集した
27日福岡 意気高く憲法・沖縄集会
福岡市内で「NO! 集団的自衛権! 辺野古新基地阻止!/4・27安倍を倒そう! 憲法・沖縄集会」がとめよう戦争への道!百万人署名運動福岡県連絡会の主催で開かれた
28日千葉 団結街道裁判、弁護団が更新意見
千葉地裁民事第3部で団結街道裁判の口頭弁論が開かれた。裁判長が多見谷寿郎から廣谷章雄に交代したため、更新手続きとして顧問弁護団が意見陳述を行い、被告の成田市と成田空港会社(NAA)の違法・不法を追及した
30日千葉 「第3滑走路計画」許すな
三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は、「成田第3滑走路」計画に対し弾劾闘争をたたきつけた。午後、天神峰の市東孝雄さん宅離れで反対同盟の記者会見が行われ、反対同盟の萩原富夫さんから反対同盟の弾劾声明が読み上げられた