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月刊『国際労働運動』48頁(0452号05面01)(2014/04/01)


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●2・25韓国民主労総のゼネスト連帯行動が日米で行われる

(写真①)
(写真②)
(写真③)
(写真④)

 2月25日、日本では動労千葉・動労総連合が、「14春闘勝利! 貨物賃下げ攻撃粉砕―JR体制打倒! 韓国民主労総ゼネスト連帯!」のスローガンを掲げ、JR貨物本社への抗議行動に立った。動労千葉にとって14春闘第2波となるこの行動は、民営化反対の具体的な闘いを貫くことで民主労総のゼネストに呼応するものとして打ち抜かれた(写真①②)。
 同日、アメリカではサンフランシスコの韓国領事館前で100人以上の画期的な動員数で、大規模な民主労総ゼネスト連帯行動が行われた(写真③)。韓国系、中国系の青年労働者も多数参加した(写真④)。また東海岸の港湾労組ILAの1422支部(チャールストン)の委員長のケン・ライリー氏もこの行動に参加した。日米韓の国際連帯はこの闘いで新たな発展段階に入った。

●ロンドン地下鉄でストライキ

(写真⑤)
(写真⑥)


 ロンドンの地下鉄労働者は、ロンドン市交通当局による265の窓口業務の廃止と960人の首切り計画に反対して、2月4日から6日までの歴史的な48時間ストに決起した。地下鉄路線はほぼ完全にストに入り、交通の70%が止まった。ストを組織したのは動労千葉と国際的連帯関係にあるRMT(鉄道・海運・運輸労組)だ(写真⑤⑥)。第2次ストは同月11日から13日にかけての48時間ストとして計画されたが、その圧力で当面交渉期間中は窓口業務を廃止しないという約束を当局側からかちとり、いったん中止された。闘いは勝利的に進んでいる。

●中国の病院労働者もストに決起

(写真⑦)
(写真⑧)


 2月15日、中国山東省菏沢市の私立病院の契約勤務の看護師たちが、「同一労働、同一報酬」を訴えて、ストライキと街頭デモに立ち上がった(写真⑦⑧)。この契約勤務の看護師たちの賃金は、一月あたり521元(8857円)で、彼らは正規労働者との「同一労働、同一報酬」が保証されていなことに対する怒りを爆発させたのだ。