団結ひろば 投稿コーナー
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陸自善通寺駐屯地に抗議!
改憲・戦争阻止!大行進香川 吉田康彦

全国の仲間と共に、4・28沖縄デー闘争を闘い抜いた。沖縄・琉球弧を捨て石にして、米帝とともに中国侵略戦争を遂行する石破は、西日本の要とされる陸自第14旅団(善通寺)を南西諸島へ出撃させようとしている。自衛隊の再編が相次ぐ中で、3月24日には「統合作戦司令部」が発足した。明らかに米日帝が中国侵略戦争を決断し、自衛隊が侵略軍としての起点に立ったということだ。
そのもとで実施された4月27日の善通寺駐屯地開設75周年記念行事での6年ぶりの市中行進は、中国への戦争翼賛と排外主義を宣伝・扇動し、戦地へ駆り立てる隊内の士気向上を推し進めるためのものでしかない。
私たちは、これを絶対に許さない。3月末には第14旅団に1回目の申し入れを行い、善通寺市長、香川県知事にも要請行動を行った。そして当日、中四国の仲間と共に戦争翼賛の記念行事を弾劾、「自衛官は侵略の銃を取るな」と訴えデモと自衛隊への再度の申し入れを行った。デモ隊は、ごった返す大勢の人々から圧倒的な注目を浴びた。
今こそ私たち一人ひとりが、戦争絶対反対の先頭に立つことを決意し、団結した力で中国侵略戦争阻止! トランプ・石破打倒! 6・14中央政治闘争に向け、5月星野絵画展と5・15沖縄闘争を闘い抜く!
硫黄島強制移住が今、沖縄で
東京 畑田 治
天皇ナルヒトが4月7日に日米戦争の激戦地、硫黄島を訪問した。天皇はそこで元島民の遺族と面会したが、現在の硫黄島には海自航空基地の自衛隊員を除いて住民は一人も住んでいない。政府は「島に帰って生活したい」という島民の願いを、戦後ずっと踏みにじってきたのだ。米軍の占領期には島で核兵器が保管され、現在は米空母艦載機が発着訓練を繰り返す。
硫黄島には戦前1千人の島民が農業や漁業で暮らしていた。だが戦争中の1944年に本土に強制移住させられた。住居や畑、船、家畜、一切の生活用具を置いたまま、身一つで島を離れざるを得なかった。
戦争中、島民を追い出した島には日本軍が続々と上陸し、トーチカ(防御陣地)を無数に造り、機関銃や高射砲を据えた。45年2月に米軍が上陸して激戦となり日本軍2万2千人、米軍7千人が戦死した。軍属として島に残された島民の大半が殺された。
この後、3月から沖縄戦がもっと大規模に戦われ、沖縄県民の4人に1人が殺された。沖縄と硫黄島は天皇制護持のための「捨て石」とされた。
政府は今年3月、沖縄の先島諸島の住民12万人を「有事」に九州各県と山口県に強制避難させる計画を公表した。そして自衛隊と米軍が先島諸島を「自由」に利用できる軍事拠点、中国へのミサイル発射基地にしようとしている。そのために島民には「避難」と称して家も畑も家畜もすべてそのまま放棄させ、身一つで島からたたき出すというのだ。
これはかつて硫黄島島民に対して日帝が行ったことそのものだ。いや、もっと大規模に繰り返すものだ。
中国侵略戦争のための沖縄の最前線基地化を絶対に許すな! 反戦闘争の大爆発で日帝を打倒しよう!
在沖米兵の女性暴行に怒り
東京 浅野亜希
3月に沖縄本島中部の米軍基地内で起こった在沖米海兵隊1等兵(27)による性暴力事件の許しがたい所業が明らかになった。個室トイレで基地労働者の女性の首を手で絞めてドアに押し付けた上で性暴力に及び、そこに助けに入った別の女性の顔を足で踏みつけ、背後から首を締め上げるなどして全治3日間のけがを負わせたのだ。この事件が衝撃的なのは、職場である基地内で襲撃されたということだ。
事件後、4月7日に「不同意性交と傷害」容疑で書類送検された。身柄は30日に起訴されるまで米軍の管理下に置かれたが、日本側は身柄引き渡しも要求しなかった。1995年9月に起きた米海兵隊らによる少女暴行事件後、米軍人による凶悪事件の場合、米側の「好意的考慮」(!!)によって起訴前に日本側への身柄引き渡しが可能となったが、この事件は「凶悪事件」でないというのか!
23年12月に起きた少女誘拐・性暴力事件を6カ月も隠したことも、日米の中国侵略戦争同盟ゆえの共犯関係の結果だと、怒りなしにはいられない。
米軍全体で報告された性暴力事件が2024会計年度(23年10月~24年9月)で8195件あったと報じられた(5月1日、米AP通信)。米軍の「性犯罪を抑止するプログラム」もトランプによる予算削減と人員削減のため一時停止されているという。
怒りを燃やしてトランプ・石破を倒す時だ。
