米・韓など各国でメーデー闘争

週刊『前進』04頁(3395号02面04)(2025/05/12)


米・韓など各国でメーデー闘争

(写真 トランプの関税戦争やパレスチナ連帯闘争への弾圧、移民の強制送還に怒りがたたきつけられた【5月1日 デトロイト】)

(写真 大通りを占拠して開催された大会には、ユンソンニョル退陣闘争を通して「同志」となった市民たちも駆けつけた【ソウル】)


 5月1日、世界各地でメーデー闘争が闘われた。アメリカでは千カ所以上の行動に約100万人が参加。既成労組指導部の制動を突破し、トランプ政権によるガザ大虐殺の激化、関税戦争、移民・難民排斥などのファシスト的攻撃と対決した。ニューヨークではコロンビア大学でパレスチナ連帯を闘い処分された学生らが発言し、自動車産業の中心地デトロイトでも戦争と排外主義に反対する声が圧倒。カリフォルニア州オークランドでは、港湾を止めて参加した国際港湾倉庫労組第10支部(ILWUローカル10)が中心を担った。
 韓国では、民主労総が全国14地域で開催したメーデー大会に計10万人以上が結集。ユン政権打倒の勝利から「内乱勢力」の清算と社会大改革へ、全労働者の労働基本権をかちとることが最大テーマになった。

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