４・２８沖縄デー　各地で決起
　米軍・自衛隊に怒りの抗議とデモ

　４・28沖縄デー行動が各地で闘われた。日米安保粉砕・中国侵略戦争阻止の訴えに多くの労働者人民が合流。５・15沖縄闘争―６・14反戦闘争への総決起態勢を打ち固めた。香川でも陸上自衛隊善通寺駐屯地に向けたデモが行われた。
■沖縄（那覇）
　改憲・戦争阻止！大行進沖縄は４月26日、那覇市で沖縄県庁前反戦集会と国際通りデモを闘った。23日に発覚した米兵による女性暴行事件を徹底弾劾し、全基地撤去・安保粉砕を訴えた。右翼の妨害は逆に労働者民衆の怒りに火をつけ、若者やアジア・太平洋戦争を生き抜いた高齢の女性の合流がかちとられた。
■大阪
　大行進関西は26日、大阪市の御堂筋で「中国侵略戦争とめよう！沖縄と連帯する大阪なんば反戦デモ」を開催した。集会では続発する沖縄米軍の性暴力事件を弾劾し、中国侵略戦争阻止・自国政府打倒を掲げる実力闘争を訴えた。デモコースで待ち構えていた大学生や通行中の高校生グループが飛び入り参加し、元気いっぱいにデモを貫徹した。
■山口（岩国）
　８・６ヒロシマ大行動実行委員会は29日、米軍岩国基地撤去を訴え、岩国駅前での街宣・集会と岩国基地正門へのデモを行った。
　集会では、昨年の「キーン・エッジ24」で、岩国基地が最前線基地として稼働する想定の演習が行われたことを暴露した。デモ後、岩国基地へ抗議行動を行い、隊員に「侵略の銃を取るな！」と呼びかけた。
■福岡
　大行進九州は29日、福岡市で「沖縄を戦場にさせない！中国侵略戦争阻止！ガザ虐殺を今すぐやめろ！４・29天神反戦デモ＆沖縄デー集会」を行った。佐賀空港へのオスプレイ配備反対を訴え、意気軒高とデモをうち抜いた。
　集会では全学連の西村凌風書記次長が「中国侵略戦争を止める全学連の闘い」と題して講演し、帝国主義を打倒する安保・沖縄闘争を爆発させようと訴えた。
■北海道（札幌）
　大行進・北海道は26日、札幌市で沖縄デーデモと新入生歓迎集会を開催した。
　集会では全学連の亀井陽慧副委員長が講演し、反戦の実力闘争とともに女性解放闘争の前進をかちとってきた地平を明らかにした。
■愛知（名古屋）
　大行進東海は27日、名古屋反戦第８波デモを闘った。初参加の２人を含む22人が結集し米領事館を直撃した。