反戦闘争を共に闘おう 杉並区議会議員 洞口朋子さん

週刊『前進』04頁(3389号03面01)(2025/03/31)


反戦闘争を共に闘おう
 杉並区議会議員 洞口朋子さん


 新入生の皆さん! 入学おめでとうございます。私はかつて法政大学の学生として、全学連で10年間闘ってきました。現在は杉並区議会議員として、ブルジョア議会の欺瞞(ぎまん)を暴き、反戦闘争をつくりだすために活動していますが、自分の闘いの原点は全学連にあります。
 昨年、全学連史上初の女性委員長として矢嶋尋委員長体制が誕生し、そのもとで続々と女子学生が立ち上がっていることは日本階級闘争の歴史的快挙であり、皆さんをはじめ無数の青年・学生・女性が決起していく号砲です!
 私たちは今、「戦争か革命か」の歴史の分岐点に立っています。アメリカの第2次トランプ政権の登場は、世界戦争の危機を急加速させると同時に、全世界でこれと闘う労働者階級の決起を呼び起こしています。
 最大の焦点は東アジアです。米日帝国主義は「中国脅威論」を振りまき、沖縄・琉球弧の島々を軍事要塞(ようさい)化して、中国への侵略戦争を本気で始めようとしています。3月24日、防衛省(東京・市谷)に統合作戦司令部が発足しました。中国本土へのミサイル攻撃を陸海空自衛隊が連携して行うための機関にほかなりません。
 史上3度目の世界戦争を止められるか否かは、日本における反戦闘争の爆発にかかっています。資本主義・帝国主義を終わらせ、人間が人間らしく生きられる社会をつくろう! 4月27日の沖縄デー・渋谷反戦デモ、5月沖縄現地闘争、6月14日の東京・芝公園での大反戦集会&デモに集まろう!

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ほらぐち・ともこ 1988年宮城県仙台市生まれ。法政大学在学中に全学連運動に加わる。杉並区議2期

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