関生・湯川委員長に無罪 「求刑10年」粉砕する勝利判決
週刊『前進』04頁(3385号02面01)(2025/03/03)
関生・湯川委員長に無罪
「求刑10年」粉砕する勝利判決

(写真 七牟礼時夫副委員長が無罪判決を伝え沸き立った【2月26日 京都市】)
全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の湯川裕司委員長への「京都3事件」について、完全無罪判決が2月26日、京都地裁で出された。早朝から京都地裁前に詰めかけた関生支部の組合員や支援者にその知らせが伝わると、全員が歓声に沸き立った。判決は関生支部が産業別労働組合として正当な労働組合活動をしてきたことを認めるとともに、検察側が「恐喝」などにでっち上げたことはすべて犯罪にはあたらないと判断した。「求刑10年」を粉砕したのだ。画期的な勝利だ。
国家権力は中国侵略戦争へ向けて階級的労働運動を絶滅する攻撃をかけている。その先端にある関生支部弾圧を大破綻させた勝利の意義は絶大だ。関生支部組合員の必死の反転攻勢と、それを支えた全国の労働者の闘いが、無罪判決を力でもぎり取ったのだ。
この日、動労千葉や関生支援東京の会、関生支部弾圧を考える神奈川の会などが行動を共にし、勝利の感動を共にした。京都大学7学生への不当弾圧と闘う全学連は「関生無罪判決の次は7学生の奪還だ」と訴えて、京都地裁包囲のデモに立った。
無罪戦取の勝利を力に階級的労働運動をよみがえらせ、中国侵略戦争を阻止しよう。
