武谷さん招き関生集会 横浜 労組弾圧うち破り闘おう
週刊『前進』04頁(3384号02面04)(2025/02/24)
武谷さん招き関生集会
横浜 労組弾圧うち破り闘おう
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(写真 関生支部の武谷副委員長が講演【2月16日 横浜市】)
横浜市内で2月16日、「関生弾圧を考える神奈川の会」の呼びかけで「戦後最大の労組弾圧うち破ろう!2・16集会」が開催されました。
「戦争と労働運動~関生はいかに闘うか~」と題し、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武谷新吾副委員長が講演しました。「関生も運動が前進すると弾圧が襲い掛かってきた。しかし、これまでの大弾圧も『止まったらあかん、半歩でも前へ』と粘り強く跳ね返してきた。今回も、3件11人無罪や、関生支部を産業別労働組合と認定した和歌山事件高裁判決などで反転攻勢に出ている」と語りました。
今後判決の続く公判を闘うとともに、不当労働行為、正当な組合活動への刑事弾圧、人質司法、検察による組合脱退強要などに反撃していくとのこと。そして、関生つぶし、8・6広島暴処法弾圧に続く京大7学生不当逮捕を弾劾し、「関生支部は産別ストライキで戦争を止め、石破政権を打倒する。今年の11月集会に3500人は集めましょう」と締めくくりました。
組織のつくり方についての質問には「めげずに、闘う背中を見せて団結をつくる」「女性執行委員からの気付きや学びが本当にたくさんあり、今の関生に生きている」と明快に答えられました。
地域の労働者からは、関生支部と連帯し、闘う労働運動を甦らせようという日々の格闘が報告されました。会の共同代表のまとめでは、労組弾圧は戦争の露払いであることを確認し、今こそ労働組合を甦らせ、戦争への道を阻もうと訴えました。
弾圧へ激しく怒りながらも、〝明るく朗らかに〟闘っている関生の闘いの一端に触れることができました。終始熱気と笑いにあふれた集会は、湯川裕司委員長への懲役10年攻撃を絶対に阻もうと決意を新たにするものでした。
(神奈川 中村真之)
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