2・9国鉄集会 韓国労働者の連帯メッセージ

週刊『前進』04頁(3383号04面03)(2025/02/17)


2・9国鉄集会
 韓国労働者の連帯メッセージ

国境を越えた団結を
 韓国鉄道労組ソウル地方本部本部長 カンジョンナムさん

 不当な資本と政権と闘っている日本の同志に、敬意と連帯のあいさつを送ります。トゥジェン(闘争)!

 日本の同志たちの2・9国鉄集会に支持と連帯を送ります。
 国鉄1047名の解雇撤回闘争は、韓国の同志たちにも大きな力を与えています。もう一度、まだ闘争をしている同志たちに敬意を表します。
 韓国は今、ダイナミックな情勢を迎えています。2024年12月3日、ユンソンニョル大統領の非常戒厳令宣布に対し、多くの労働者、市民が立ち上がりました。非常戒厳令を宣布したその夜、国会の前には多くの労働者、市民が立ち上がり、共に闘いました。その場に、私を含め鉄道労組ソウル地方本部の同志もいました。その結果、戒厳令宣布3時間後に戒厳令解除を実現しました。12月中、ユンソンニョルを弾劾しようという声が鳴り響き、最終的に弾劾を成し遂げました。まだ最終的な弾劾までは手続きが残っていますが、私たちは必ず勝利します。
 闘う日本の労働者同志の皆さん!
 今、韓国の新しい世界への叫びと日本の同志の叫びは変わりません。闘う労働者は一つです。労働者の連帯に国境はありません。労働者の国境を越えた団結で、より良い世界をつくることができます。
 困難な条件下でも、休むことなく闘う日本の同志たちに、改めて敬意を表します。再び手を取り合い、共に熱く闘うその日を待ちます。同志の健康と勝利を祈ります。闘争!

社会の根本的転換へ
 韓国民主労総ソウル地域本部本部長 キムジノクさん

 こんにちは。熱い連帯の気持ちを込めて、あいさつします。トゥジェン(闘争)!
 韓国は今、激変の時期を送っています。大統領ユンソンニョルとその一党どもが親衛クーデター、内乱を起こしました。これを労働者市民が身をもって防ぎました。153分後に非常戒厳を撤回させました。11日ぶりに国会での弾劾を導き出しました。ユンソンニョル逮捕を導き出しました。労働者市民の意志と力がこのような結果をもたらしました。
 私たちは集会の現場で、性別、世代、アイデンティティの違いを超えて、意思の疎通をはかり、共感し、連帯し、闘っています。いま残されているのは、拘束、罷免(ひめん)を超えて、韓国社会の根本的な変化、体制転換を進展させることです。そのために闘いを止めることはありません。
 動労千葉の同志の皆さん、今年が国鉄分割・民営化で解雇されてから38年と聞きました。その長い期間、闘争を止めずにいる同志たちに尊敬と敬意の気持ちを伝えます。
 1047名の解雇は、右翼、総資本の日本労働運動に対する、全労働者に対する攻撃でした。総資本と総労働間の闘いでした。今年、必ず復職判決が成し遂げられることを期待し、応援します。
 「闘いなくして勝利なし」。韓・日労働者たちは生き生きと活動し、闘い、連帯を続けるでしょう。再度、日本の労働者たちの闘争に熱烈な支持を送ります。
 頑張ってください!
 トゥジェン!

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