耕作権裁判 判決は3月24日
週刊『前進』04頁(3381号04面03)(2025/02/03)
耕作権裁判
判決は3月24日
天神峰・市東孝雄さんの農地をめぐる耕作権裁判(千葉地裁民事第2部・齊藤顕裁判長)の判決が3月24日(月)午後2時開廷と指定された。三里塚芝山連合空港反対同盟の呼びかけに応えて当日、労働者・農民・学生・人民の「農地強奪許すな」の声で地裁を十重二十重に包囲し、判決を迎え撃とう。
一審だけで18年続いてきたこの裁判は、祖父の代から100年耕し続けてきた市東さんの南台耕作地の一部を、成田空港会社(NAA)が「不法耕作」と決めつけて明け渡しを求めているものだ。法廷で明らかになったのは、原告・NAAによる証拠偽造などの違法・脱法の数々であり、市東さんに揺るぎない耕作権があるという事実だ。
だが「国策裁判」である以上、一切の楽観は許されない。仮執行宣言付きの反動判決が下された場合は、直ちに現地実力攻防に突入する。
反対同盟と市東さんの怒りをわがものとして、3・24千葉地裁―3・30現地闘争に全力決起しよう。南台農地を実力で守り抜こう。
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