大坂控訴審勝利誓う 関西集会 暴処法被告と大合流
大坂控訴審勝利誓う
関西集会
暴処法被告と大合流
星野文昭さんをとり戻す関西連絡会と関西労組交流センターが主催して1月19日、約80人が参加して「無実の大坂正明さん無罪・奪還!星野文昭さん国賠勝利!集会&デモ」を大阪市内で行いました。2023年12月の東京地裁による大坂正明さんへの懲役20年の判決に対し、35回の裁判は一体何だったのか、怒りは収まりません。東京高裁で何としても無罪判決をかちとり、大坂さんを奪還しましょう。
集会は京滋・星野の会代表による司会あいさつで始まり、関西連絡会の代表が「とりまく情勢」を、事務局長の私が「大坂正明さんの控訴審闘争について」、兵庫の星野の会代表が「星野文昭さんの国賠闘争について」を報告しました。
そして12月12日に奪還された広島暴処法弾圧被告の冨山小太郎さんと髙田暁典さんが大きな拍手の中で紹介され、冨山さんが特別報告を行いました。「289日間の獄中闘争に勝利した。星野闘争や大坂闘争の地平に励まされた」「弾圧は権力による見せしめ攻撃だが、反弾圧闘争の中から新しい仲間が生まれている」という発言に、会場は盛り上がりました。
泉州・星野の会代表のカンパアピールに続き、6団体が鮮明な決意を述べました。全国水平同盟は「戦争は絶対反対。戦時下の差別分断を打ち破って12月12日に狭山中央闘争を120人で闘った」と報告。婦人民主クラブ全国協議会関西ブロックは「星野さんは帝国主義を打倒し人間が人間らしく生きられる社会を、と言っている。帝国主義打倒をしっかり言っていこう」と訴え、全学連は「渋谷暴動闘争は内乱的な闘いだった。星野さんや大坂さん、そして暴処法弾圧5被告に対する弾圧を絶対に許さない」と発言しました。
河内・星野の会は「12月に近鉄布施駅近くの会館で絵画展と『琉球弧を戦場にするな』を上映した」こと、大阪市・星野の会は「12月に3人の仲間が大坂さんと面会した」ことを報告。奈良・星野の会は「中国侵略戦争への動きがトランプの大統領就任で加速する」と強調し、「春に第4回奈良星野絵画展を予定している」と述べました。
関西労組交流センターがまとめを提起して集会は大成功しました。その後、梅田までのデモを意気高く行いました。
(星野文昭さんをとり戻す関西連絡会事務局長・南谷哲夫)