韓国 「ユン逮捕」から新たな闘いへ
週刊『前進』04頁(3379号02面03)(2025/01/20)
韓国
「ユン逮捕」から新たな闘いへ
(写真 ユン逮捕を受け、青年・学生を先頭に開催された勝利集会。参加者は、ユンを支える与党「国民の力」解体に向け闘いの継続を誓った【1月15日 プサン】)
1月15日のユンソンニョル逮捕をもって、韓国労働者の闘いは新たな段階に入った。民主労総は「市民と共に叫んだ新しい世界を必ず開く」と宣言を発した。戒厳宣布以来の1カ月半、団結した労働者が体を張って国家権力とぶつかり、社会の根底的な変革を求めて闘う姿は青年・学生の心をつかみ、今や多くの職場・キャンパスに膨大な数の「同志」が生まれている。
だからこそ、韓国の支配階級以上にこの闘いに恐怖しているのが日本帝国主義だ。1月9日付読売新聞は1面で「北朝鮮のスパイ組織」「日韓分断を狙っている」と、憎悪をむき出しにした民主労総バッシングを大宣伝した。13日からは岩屋毅外相が訪韓して外相と大統領権限代行と会談し、日米韓3カ国連携の重要性を強調するとともに政府間の緊密な連携継続を改めて確認した。日帝打倒の闘いで韓国の仲間に応えよう。