暴処法弾圧完全粉砕へ 公判傍聴と保釈金カンパを

週刊『前進』04頁(3378号04面01)(2025/01/13)


暴処法弾圧完全粉砕へ
 公判傍聴と保釈金カンパを


 8・6広島暴処法弾圧の公開法廷での裁判が10日から広島地裁で始まった(記事次号)。これまで「公判前整理手続き」と称し、傍聴人を排除して密室審理を重ねてきたことは、全く許しがたい暴挙だ。労働者人民の怒りの爆発を広島地裁がどれほど恐れているかを示している。
 われわれは昨年、「5同志の年内奪還」を宣言して大衆的な地裁包囲行動や保釈闘争を闘い、12月12日に断固奪還を勝ち取った。これは党と労働者人民の団結の力でもぎ取った、ブルジョア司法の常識をも打ち破った革命的な勝利だ。「闘えば勝てる」ことを証明したのだ。この勝利を引き継いで闘おう。
 8・6暴処法弾圧(5同志の逮捕・起訴、289日間の長期勾留、全国8都府県14カ所の家宅捜索など)は、日本帝国主義が中国侵略戦争に突き進む中でかけてきた戦時下の治安弾圧攻撃そのものだ。革命党と労働組合などの反戦勢力を国家が大弾圧し、戦争への国民総動員を狙う攻撃だ。絶対に負けられない。
 裁かれるべきは5被告ではなく、警察・検察・裁判所の国家権力そのものだ。国家が右翼と一体となって「暴力事件」をでっち上げた一連の行為が国家犯罪そのものである。公訴は即刻棄却されるべきだ。
 全国で広範な人民が危機感を抱き、支援に立ち、闘いの輪は大きく広がっている。毎回の公判闘争(次回1月29日)に大結集し、早期結審・有罪判決を狙う敵の攻撃を打ち破ろう。1人500万円の高額の保釈金攻撃を許すな! 保釈金カンパを全国で集めよう。
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