2024年日誌 12月17日~31日日米、初の「核抑止ガイドライン」策定/ユン大統領に拘束令状
週刊『前進』04頁(3378号03面04)(2025/01/13)
2024年日誌 12月17日~31日
日米、初の「核抑止ガイドライン」策定/ユン大統領に拘束令状
□経済産業省は、新しい「エネルギー基本計画」(エネ基)の素案を発表した。「原発依存度を可能な限り低減する」との文言を削り、原発の建て替え(リプレース)を進める方針も示した(17日)
□米軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を強行した。沖縄県や周辺自治体が度々中止を求める中、2023年12月から1年間で通算10回目となり、生活圏での降下訓練が常態化している(18日)
□沖縄で米兵による性暴力事件が相次いでいることに抗議する「県民大会」が沖縄市民会館で開かれ、2500人が集まった(22日)
□改正政治資金規正法など政治改革関連3法が、参院本会議で与野党の賛成多数で可決、成立。臨時国会は閉会した(24日)
□政府が閣議決定した2025年度当初予算案で、一般会計の歳出総額は115兆5415億円と過去最大になった。社会保障費や防衛費、国債費が過去最大になるため(27日)
□外務省は、核兵器の使用も含む米国の拡大抑止に関するガイドライン(指針)を日米両政府間で初めて策定したと発表(27日)
□米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設計画で、防衛省沖縄防衛局は、米軍キャンプ・シュワブ東側の大浦湾で、埋め立て予定海域に広がる軟弱地盤の改良工事に着手した(28日)
□韓国のユンソンニョル大統領が12月3日に出した「非常戒厳」をめぐり、警察などの合同捜査本部は、裁判所がユンソンニョルの拘束令状を発付したと発表した。現職大統領に対する拘束令状発付は初めて(31日)