全学連、反対同盟と交流

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週刊『前進』04頁(3378号03面02)(2025/01/13)


全学連、反対同盟と交流

(写真 天神峰の会議室で反対同盟と全学連が交流【12月18日 成田市】)

 12月18日、三里塚芝山連合空港反対同盟と全学連新執行部の交流会が開かれ、反対同盟からは市東孝雄さん、萩原富夫さん、伊藤信晴さん、太郎良陽一さんの4氏が、全学連からは齋藤晴輝書記長、西村凌風書記次長と私(渡辺祥英書記次長)の3人が参加した。強制執行から昨年の闘いを経て、25年の決意や意気込み、三里塚にかける思いがそれぞれ語られ、大いに盛り上がった。
 全学連は、天神峰決戦を一つの契機にして、質・量的な前進を勝ち取ってきた。新自由主義のもとで団結を奪われた若い世代が、実力闘争で勝利してきた事実がものすごい獲得力を持っている。交流会の中で、その実感が新執行部から口々に語られた。
 中国侵略戦争情勢の中で、〈沖縄・福島・三里塚〉の闘いはますます一体のものとして闘われようとしている。市東さんは沖縄や福島の闘いに触れ、「自分も闘いの中に一緒にいるという気持ちがどんどんどんどん強くなっていく」と述べた。59年にわたり国策と闘い、成田空港の「完成」を阻み続けてきた三里塚闘争が、全国・全世界で国策と闘う人々と本当に結合し、中国侵略戦争阻止の巨大な展望をつかんでいるのだ。
 萩原さんは昨年5月に沖縄・辺野古現地を訪れゲート前に座り込み、土砂搬入を実力で阻止した。強制執行阻止の隊列を拡大すれば、南台決戦には必ず勝利できる。裁判所・三里塚現地に集まろう。
(全学連書記次長・渡辺祥英)
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