革共同に絶大な冬期カンパを 強大な革命党を建設し中国侵略戦争を阻もう

週刊『前進』04頁(3372号02面02)(2024/11/25)


革共同に絶大な冬期カンパを
 強大な革命党を建設し中国侵略戦争を阻もう


 すべての同志、「前進」読者のみなさん! 帝国主義とスターリン主義の危機と矛盾の極限的激化は、中国を「敵国」として激しく攻撃する第2次トランプ政権の登場という情勢をもたらし、中国侵略戦争―世界戦争を一気に加速させています。米日帝国主義の中国侵略戦争阻止の反戦闘争を爆発させ、日帝打倒を世界革命の突破口とすべく闘ってきた革共同の歴史的登場が、今こそ求められています。絶大な冬期カンパを心から訴えます。
 11・3全国労働者総決起集会に3000人が結集し、米日帝の中国侵略戦争を阻止する労働者の力を示しました。これは総選挙での自民大敗、米大統領選でのトランプ「圧勝」、ドイツの連立政権崩壊など国際階級闘争の内乱的発展の時代にふさわしい労働者人民の根底的決起です。この3000人が職場・学園・街頭で本気になって自国政府打倒の反戦闘争を数倍数十倍に拡大する時です。多くの労働者―青年・学生・女性が革共同に結集し共に闘うことを訴えます。同時に、前進チャンネル視聴者を始め革共同に注目するみなさんに、革命の事業を共に担うための圧倒的カンパを呼びかけます。

反スターリン主義の党

 カンパは第一に、革共同=反スターリン主義の革命党を建設するためのものです。
 革共同は今年2月、第9回全国大会で、中国侵略戦争を阻む革命的反戦闘争の本格的爆発に向かって踏み出しました。今日の戦争の原因は、米帝の歴史的没落からの脱出をかけて米帝―全帝国主義が中国スターリン主義に対する侵略戦争・世界戦争を開始していることにあるとし、このことがウクライナ、中東での戦争を現実化させ激化・拡大させ続けていること、中国スターリン主義の反人民的な軍事的対抗が格好の口実とされ世界戦争・核戦争の危機を促進していること、帝国主義とスターリン主義を打倒するプロレタリア世界革命によってのみ世界戦争を阻止できることを明らかにしました。
 労働者階級の不満と激高、戦争への危機感が渦巻いています。しかし、どの既成政党・勢力も反戦闘争を呼びかけることができない。日本共産党スターリン主義も、「中国の覇権主義と対決する」と、米日帝と肩を並べて排外主義・祖国防衛主義を宣伝し、自国政府打倒の闘いに敵対しています。まさに総翼賛です。
 革共同の革命理論と時代認識を全労働者階級の武器にする時です。青年・学生・女性が革共同に続々と結集し反戦闘争・革命運動の先頭に立っています。11月に発刊された前進社新書『反帝国主義・反スターリン主義とは何か』も大きな反響を呼んでいます。労働者人民は革命を求めているのです。今こそマルクス主義・レーニン主義の党を復権させ、青年・学生・女性の党を建設しましょう!

反戦闘争の大爆発へ!

 第二に、中国侵略戦争阻止の反戦闘争への全人民的総決起をかちとるためのカンパです。桁をあげた宣伝・扇動・組織化が必要です。「前進」読者網の拡大が階級闘争を一変させます。また、労働者・学生が地を這(は)うような組織戦を縦横無尽に展開できるようにしなければなりません。それらを支える資金が必要です。
 辺野古への土砂搬入を阻止した5・15沖縄闘争、実力で反戦反核集会をかちとった8・6広島闘争、イスラエル大使館に進撃した10・7パレスチナ蜂起連帯闘争、11・3日比谷野外音楽堂での国際的な労働者反戦大集会——「戦争を止め、社会を変える力がここにある」ことを一回りも二回りも広く伝え、この社会に怒り、闘う意欲に満ちている労働者人民の大結集をかちとりましょう。

弾圧に全人民の怒りを

 第三に、無実の政治犯・大坂正明同志、爆取弾圧と闘う須賀武敏同志、8・6広島暴処法弾圧の5人の同志を守り、国家権力の戦時弾圧、人質司法を粉砕して実力で奪還するためのカンパです。日帝の侵略戦争と不屈に闘う彼らは党と日本プロレタリアートの誇りです。故・星野文昭同志の闘いと精神を継承し、反戦反核闘争、安保・沖縄闘争の爆発で絶対に取り戻しましょう。袴田再審勝利に示されるように、腐敗にまみれた国家権力は全人民の怒りの的です。この怒りと結びつき、広島弾圧5同志の年内奪還、大坂控訴審勝利へ総決起しましょう。
 米トランプ政権の再登場は中国侵略戦争―世界戦争突入を加速させ、巨大な革命的激動情勢を生み出しています。世界戦争を世界革命に転化する胸躍る時代の到来です。2025年を、今年を数倍する激闘と飛躍の年にしましょう!
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