勾留9ヵ月!広島地裁に怒り

週刊『前進』04頁(3372号01面02)(2024/11/25)


勾留9ヵ月!広島地裁に怒り

年内に取り戻す!5同志を激励

広島地裁抗議行動後、広島拘置所前でシュプレヒコールを上げ5人を激励【11月19日 広島市】)
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 2月28日の不当逮捕から9カ月にわたる不当勾留が続く中、11月19日正午、8・6暴処法弾圧の三者協議が行われる広島地裁門前に関西、広島、香川、東京の仲間が約50人結集した。
 広島は前夜からの猛烈な北風による急激な冷え込みで、一転して冬のような気温となった。夏の酷暑と、現在の肌を突き刺すような寒さの中、空調設備のない広島拘置所に不当な勾留を強制されている5人の仲間を一刻も早く奪還しようという怒りに燃えた抗議集会と申し入れ行動を行った。
 抗議集会の最初に学生の音頭でシュプレヒコールを上げて、当該の家族である冨山玲子さんから、家族にとって転向強要のような弾圧に怒りを込めた力強いアピールが発せられた。東京から駆け付けた仲間からは「『12・6広島地裁包囲 怒りの大行動』への大結集を成功させ、年内奪還をかちとろう」と呼びかけられた。
 関西生コン支部の武谷新吾副委員長は、広島地裁によって行われている恣意(しい)的勾留を弾劾し、拘置所への勾留は拷問そのものだと地裁に鋭い批判を突きつけた。そして「10月釈放はできなかったが、必ず年内の保釈をかちとろう」と熱い号令を発した。
 広島地裁に抗議・申し入れ行動を行った後は、拘置所前に移動して、5人への激励行動を行った。同志に届けとばかりに大音声のシュプレヒコールで激励した。急激に寒くなったことから、どてらや手袋の差し入れを門前の激励行動と並行して行った。今回の激励行動を通して、5人の仲間と激励行動の参加者との団結は強固になった。
 11月労働者集会の集会決議の実践として、「12・6広島地裁包囲 怒りの大行動」に全国各地から全力で結集をかちとろう。5人の仲間の年内奪還をかちとり、8・6暴処法弾圧粉砕の闘いのうねりをさらに大きくしていこう。
(8・6ヒロシマ大行動実行委員会 八木康行)

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