東海で労働者集会 3労組招き11月へ決意

週刊『前進』04頁(3367号03面04)(2024/10/21)


東海で労働者集会
 3労組招き11月へ決意

(写真 戦争・労組弾圧と闘う関西生コン支部、港合同昌一金属支部、動労千葉が講演【10月12日 名古屋市】)


 東海合同労組と改憲・戦争阻止!大行進東海が呼びかけた東海労働者集会が10月12日、名古屋市で開かれ、愛知・三重・岐阜から25人が参加しました。
 私が主催者あいさつで、集会の講師に招いた3労組を紹介しました。関西生コン支部の武谷新吾副委員長は「関生支部が弾圧されるのは産業別労働組合だからだ」と話を切り出し、産別ストを組織して戦争を止め、湯川裕司委員長への懲役10年の求刑を許さず無罪をかちとる決意を示し、8・6広島暴処法弾圧で不当に勾留されている5人の仲間を10月中に取り戻そうと訴えました。
 港合同昌一金属支部の木下浩平委員長は、組合つぶしを公言して執行部4人を選別解雇した那須電機鉄工と「現場の闘いで決着をつける」と宣言しました。
 動労千葉の佐藤正和副委員長は、労働組合は反戦の砦(とりで)として中国侵略戦争を止めなければならないと強調し、国際連帯を貫く11・3労働者集会参加を訴えました。また労働法制改悪と闘い、職名廃止などのJRの攻撃に組織拡大で反撃すると述べました。
 討議では、海員組合から「戦争では真っ先に船員が犠牲になる。非戦の立場で11・3に行きます」との表明がなされ、愛知連帯ユニオンは関生弾圧に反撃する11・23名古屋集会を呼びかけました。「アメリカ、日本、NATOはすでに戦争態勢に入っている。これと闘おう」という発言もありました。
 東海合同労組の小林丈仁書記長が、3労組にカンパを手渡しました。全参加者がさらに仲間を誘って11・3に参加しようと誓い、団結ガンバローで集会を終えました。
(東海合同労組執行委員長・坂野康男)

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