団結ひろば 投稿コーナー
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自民・立民弾劾し反戦行動
改憲・戦争阻止!大行進埼玉 新井 拓
9月16日、改憲・戦争阻止!大行進埼玉として6回目となる埼玉反戦デモを行いました。中国侵略戦争遂行を競い合う自民党・立憲民主党の「ダブル党首選」を弾劾し、両党の埼玉県連事務所を直撃する反戦デモと討論集会です。
午後4時からのリレーアピールでは冒頭、青年労働者がマイクを取り8・6広島闘争の大勝利を報告、この日のデモと11・3全国労働者集会への参加を呼びかける基調的発言を行いました。さらに地域の高齢者福祉施設廃止攻撃と闘う組合委員長が「日本を含む世界の政府は軍費拡大へ突き進み、高齢者の生活など眼中にない!」と怒りを込めて弾劾。これに続いたのも長年反戦デモをともに闘ってきた高齢の女性です。この日はたまたま「敬老の日」でしたが、福祉や年金の切り捨てに直面する高齢の方々は戦争の時代をリアルに切実に感じています。
続くデモは「反戦反核の闘いで岸田を倒したぞ!」「中国侵略戦争に突き進む自民党打倒!」とストレートな怒りと勝利感・展望にあふれ、途中まで高校生がついてくるなど、ものすごい求心力と注目でした。
デモ後の討論集会では大行進事務局長の本山隆介さんが「今日の世界戦争の根源と戦争阻止の具体的課題」をテーマに講演。講演を受け参加者から質問や意見が活発に出されました。
最後に呼びかけ人の高木美佐子さんが「9・22横須賀、10・6藤田進さん講演学習会と10・7パレスチナ蜂起1周年の反戦行動、そして11・3首都反戦大デモに埼玉から500人の大決起をつくり出そう!」とまとめ、団結を固めました。
高槻で「琉球弧」上映とデモ
改憲・戦争阻止!大行進北摂 柳 昭治
9月8日昼、婦人民主クラブ全国協議会北摂支部と大行進北摂で「琉球弧を戦場にするな」の上映・討論会を開催しました。
映画監督の影山あさ子さんは「戦争を止めるのは本気の意志と行動だ」という。参加者から「沖縄戦と同じ。何とかならないか」「台湾有事で島民が死なねばならないのか」と怒りの感想が語られました。小さな島に自衛隊数百人の駐屯は「侵略だ」との声も上がりました。宮古島のミサイル搬入では海運業者が搬入を拒否。22人が丸一日機動隊と闘い自衛隊員に問いかけました。映画で最大に盛り上がった場面です。住民の闘いは必ず労働者の闘いにつながります。
夕方には高槻市民反戦行動を50人で闘いました。北摂労組交流センターの村山晃さんが基調報告で「パレスチナ連帯、戦争を止め、社会を変えよう」と熱く訴えました。高槻医療福祉労組の村山裕子書記長は「労組大会を勝ち取った。事務員が不当逮捕され半年。広島暴処法弾圧は破綻している。直ちに釈放しろ!」と発言。関西生コン支部の西山直洋執行委員が「TYK高槻生コン分会は裁判闘争で勝利的に前進している。仲間を直ちに職場に戻せ。戦争絶対反対へ共に闘う」と決意表明しました。 最後に、8・6広島を共に闘った被爆2世のDさんが「平和公園の規制は許せない。原爆ドーム前は反戦反核の声を上げるところだ。反核を闘った両親から渡されたバトンを引き継ぐ」と発言し、参加者の胸を打ちました。その後、意気高くデモ行進しました。
高松港の軍港化阻止へ闘う
香川連帯ユニオン書記長 吉田康彦
時代は大きく変わろうとしている。否、私たち労働者の団結で社会を変える時だ! 8・6ヒロシマの勝利の地平を引き継ぎ、私たちは8月23~25日、星野絵画展を観音寺市で開催した。星野文昭さん、大坂正明さんと団結して「中国侵略戦争阻止、沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒」へ、今秋の闘う出発点とした。
そして9月7日夕、高松港の軍港化阻止を訴える市内デモをかちとった。この日の一日行動で、私たちは午前より市内3カ所で街宣キャラバンを実施。行き交う市民の圧倒的注目を浴びる中、初めてマイクを握る労働者もおり、各自が熱烈な反戦アピールを行った。
教職員の仲間はデモ出発時、香川県教委庁舎に向かって「解雇を許すな」「教育委員会を許さないぞ」と現場の怒りをぶちまけ、新たな解雇撤回闘争の火ぶたを切った。
夕方のデモは、高松軍港化を強行した香川県庁前を出発し、繁華街では次々と飛び入り参加者がいた。道行く人たちと私たちの間にはもはや壁などないのだ!
四国電力前で「伊方原発廃炉」、法務局前で「星野さんの獄死を許すな! 徳島刑務所は責任をとれ」、裁判所前では「教職員が闘う裁判の不当判決を許さない」と次々と訴えた。
夕闇迫るデモ解散地点の高松港で、戦争への怒りは頂点に達した。参加者の心が一つになった。人間が人間らしく生きられる社会への渇望が解き放たれた!
人間破壊の最大の暴力である核と戦争に反対し、体を張って闘う時だ。団結して生きていく以外に、生きる道はない。共に11月労働者集会へ攻め上ろう!
8・6勝利で団結の力を確信
関東 赤星 鉈
私は初めて8・6広島闘争に参加し、仲間たちと共に前夜からの座り込みで原爆ドーム前を死守した。それは、日帝が8・6広島で反戦の声を国家権力で圧殺しようとしたからだ。
右翼が「厳粛な祈りの場で集会・デモをやるな」「反戦の主張と矛盾している」などと我々を非難していたが、祈りだけで戦争を止めることができないことは明らかだ。戦争のための「教育勅語」を賛美する松井広島市長が、ガザで大虐殺を繰り返すイスラエルを招待する式典は、戦争式典でしかない。
いま我々が真になすべきことは、我々労働者階級を戦争動員しようとしている自国政府と対決し、これを実力で阻止することだ。
ロシア革命が女性労働者のデモから始まったように、あるいは「選挙権」ひとつとっても、蹂躙(じゅうりん)されてきた女性たちが声を上げることで勝ち取ったように、声を上げれば女性の解放も、社会を変えることもできる。戦争を止め、その根源である資本主義・帝国主義を打倒することも、この仲間達と共に闘えば、成し遂げられると8・6広島で確信した。
今こそ中国侵略戦争阻止の声をとどろかせ、女性解放、資本主義・帝国主義打倒を勝ち取ろう。10・7パレスチナ蜂起1周年連帯闘争に結集しよう。あらゆる場所で11・3労働者集会を呼びかけて日比谷に大結集し、首都東京で反戦の大デモを実現しよう!