9・8革共同集会 決意表明

週刊『前進』04頁(3362号02面02)(2024/09/16)


9・8革共同集会
 決意表明

階級的労働運動の巨大な炎を!
 国鉄労働者

 われわれの力で無数の反戦デモとストライキを各地で組織していくことに挑戦しよう。闘いの土台を形成する3労組の共闘を守り、発展させることが重要です。港合同昌一金属支部への選別解雇攻撃、関西生コン支部の湯川委員長への懲役10年という前代未聞の重刑求刑、JRで始まった「労組なき社会」化攻撃。戦争と一体の労働法制改悪、労働運動の産業報国会化を阻止しましょう。
 EL5に見られる、戦争が現実化する中での転向を絶対にあいまいにしない。動労千葉の経験で言えば、国鉄分割・民営化攻撃、40人の解雇という中で、厳しくとも闘い抜くことを諦めていたら今はありません。転向する人たちの共通点は労働者への蔑視です。覚悟を決めた労働者は全存在をかけて闘うのです。この時代に階級的労働運動の巨大な炎を燃え上がらせよう。
 11・3集会6千人結集で首都を席巻する大デモを実現し、戦争情勢を革命へ。闘うことは結構楽しいものだ。ほがらかに闘おう。

戦争止めるため労働組合を結成
 国鉄労働者

 私たちが組合を結成した目的は、労働者が戦争を止め、社会の主人公になるためです。労働者をだまして自分だけ利益を得る資本家や、資本家や権力と癒着している労働組合は本物の労働組合ではありません。ストライキをしないで、どうやって資本に対抗するのでしょうか。しかし、社会はストライキを必要としています。今年の春闘では全国にストが広がりました。
 物価高騰で格差は拡大する一方、企業の内部留保は過去最高で軍事費も過去最高。ほとんどの労働者はこんな社会で先が見えず、政府も財界も信用していません。海外では数十万人のデモやストライキで労働者・市民が社会を揺り動かしています。日本でもこういう闘いが必要です。11月集会6千人結集へ、頑張っていきましょう。

反戦を闘う教育労働運動つくる
 教育労働者

 教育労働者は、職場で倒れることも戦場で殺し合いをさせられることも拒否する。それは子どもたちの未来を戦争で奪わせないということです。この日教組奈良市の闘いを全国化し、11・3日比谷6千人結集へ全国の教労は総決起します。
 首都圏教労は、戦争攻撃に屈服する連合打倒の旗を掲げ、自治体労働者と共に10・14反戦デモを行います。この二つの労働者勢力が立ち上がれば中国侵略戦争は止められる。とりわけ9・22横須賀闘争への大結集で、中国侵略戦争の一大出撃拠点に反戦反基地闘争をつくり出す。その攻防こそ反戦を闘う教育労働者をつくり教組をよみがえらせる。核心は、組合の青年に展望を示し正面から反戦反基地闘争を訴えること、地区党の団結でその壁を打ち破ることです。
 教職調整額3倍化は、労働者の前にニンジンをぶらさげ戦争教育に陥れるなめきった発想です。反戦闘争の爆発で支配階級を倒す教育労働運動をつくろう。

沖縄・広島を闘い新たな同志獲得
 郵政労働者

 5・15沖縄と8・6広島で「戦争を止めることができる」「権力を倒せる」と確信しました。新たな仲間が党に結集し、仲間が増えてものすごいエネルギーがわいてきています。11・3に3桁の郵政労働者を結集させる決意です。
 郵政民営化は破綻しています。昨年は正社員の休暇削減、今年は一時金がグループ内でも分断され、10月から郵便料金の値上げが始まります。民営化の矛盾がすべての郵政労働者に降りかかり、職場は怒りに満ちています。当局による退職勧奨への反撃も起き、団結も生まれています。
 戦争の時代は革命の時代でもあります。中国侵略戦争阻止の闘いの中で正規職・非正規職の分断を打ち破り、同志をもっと獲得して、11・3集会6千人結集に向けて先頭で闘います。

戦争情勢見据え闘えば勝てる!
 マルクス主義青年労働者同盟

 8・6広島闘争の勝利感をもって、11・3首都・東京に6千人の隊列を登場させたい。今、多くの青年が「闘っても勝てない」と考えていると思います。しかし、私たちが5月沖縄―8月広島と闘い抜く中で、戦争情勢を真正面から見据えて闘えば勝利できるということがはっきりしました。私自身、自らの変革をかけて今年の8・6広島を闘ったことが自信につながっています。
 今年の闘いをもって、11・3集会6千人結集を絶対に達成できると確信しています。「あなたがこの世の中を変える主人公なんだ」と訴えて職場の労働者と向き合い、11・3に結集させたい。まだマル青に結集していない青年労働者は、ぜひ結集していっしょに闘ってほしい。共に11月3日、首都・東京で、労働者・学生にこそ世の中を変える力があるということを見せつけてやりましょう。

労働者階級への信頼基礎に闘う
 マルクス主義学生同盟中核派

 マルクス主義学生同盟に結集した高校生です。この間、5月には沖縄闘争、8月には広島―長崎闘争を闘い抜いてきました。これらの闘いが示したように、労働者階級が団結して闘えば戦争を止めることができ、革命も全然空想的なものではなくなります。幾度もの実力闘争で、私の労働者階級に対する信頼はより確実になりました。
 闘いはまだまだ終わっていません。経済を含めあらゆる面で崩壊している帝国主義だからこそ、攻撃はより一層激しくなってくるものです。しかしそれなら、われわれの革命運動も激しく進ませれば良いのです。およそ千人で広島のあの闘いができるなら、11月集会に6千人も集まれば情勢はどう変化するでしょうか。
 労働者階級への信頼こそが、勝利の根本的要因です。この間かちとった勝利と飛躍のもとに今秋決戦に決起し、革命的内乱を共に起こしていこうではないですか!

労働者の力奪う御用組合倒す時
 自治体労働者

 40人超の情宣隊で8月の自治労大会に登場し、11月集会への団体賛同を含む署名をかちとりました。労働者は闘いを求めています。
 様々な法改悪や軍備拡張が強行される中で唯一、失敗してきたのが労働者の戦争動員です。平和運動を担ってきた自治労・日教組解体の総仕上げとして、戦争動員を可能とする地方自治法改悪が強行されました。
 自治労は改悪反対闘争を圧殺しようとしましたが、われわれが「戦争のための地方自治法改悪だ」と言い切って闘い抜いたことで、戦争推進勢力と化した自治労本部の姿が明らかになりました。国は施行に向けた説明会で戦争法の実態を隠そうと必死です。闘いが情勢をつくり出してきた。
 いよいよ労働者の団結と力を奪ってきた御用組合を打倒するチャンスです。私も革命的共産主義者として先頭に立ちます。皆さん、ぜひ革共同に結集し、共にこの胸ときめく革命情勢に向かっていきましょう。

自治体労働者の戦争動員許すな
 自治体労働者

 8・6広島闘争は自治体労働者にとっても一大決戦でした。反戦闘争の分岐点だと何度も確認して臨みました。当日、右翼・警察と一体となった広島市当局・職員の姿を見て、私がもしあの立場だったら、と常に考えるようになりました。資本への公的領域明け渡しに続き、戦争のための仕事を自治体が負わされる状況が始まっています。
 私の自治体でも行われている自衛隊への若者の名簿提供に反対する署名を職場の庁舎前で集め始め、多くの職員が署名してくれています。8・6暴処法弾圧粉砕の署名も始め、頑張ってくださいと言ってくれる人も少なからずいます。
 労働組合の先頭に立ち、戦争絶対反対にすべてをかけて闘います。革共同にまだ入っていない方も、私たちと団結して闘っていきましょう。

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