団結ひろば 投稿コーナー
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長野反戦デモで感動的交流
北信越・学生 大門 岳
8月25日、長野市内で改憲・戦争阻止!大行進長野(準)が呼びかける反戦デモに参加しました。昨年の10・7以降、長野でも毎月反戦デモが行われており、その日がちょうど10回目でした。ガザで4万人を超える死者が出ている中、この虐殺を絶対に許さず、パレスチナ人民の闘いと連帯する決意でこのデモに挑みました。
その日はあいにくの雨模様で、リレートークも終盤に差し掛かりそろそろデモに出発するというタイミングでゲリラ豪雨に見舞われ、参加者全員ずぶぬれになりながらもどうにか近くの建物の軒下に避難しました。しかし、パレスチナの人々はいつ空から爆弾が降って来るか分からないという極限の状態にいるのですから、安全地帯に住む私たちが大雨くらいで泣き言を言ってはいけません。雨が弱まるのを待ってからデモに打って出ました。
すると、ここで感動的な交流が生まれました。長野に観光に来ていた同い年の海外の大学生が偶然私たちのデモを見て飛び入り参加してくれたのです。デモが終わった後も、彼とそれぞれの地での反戦運動の様子などについて一緒に話し合いました。また、8・6の原爆ドーム前座り込み闘争の話をすると応援の言葉をくれて、非常に励まされました。国籍や言語が違っても人民は団結して闘える、このことを確信した一日でした。
少ない人数で始まった長野での反戦デモですが、着実に成果を上げてきていると感じます。この流れをさらに強め、11月決戦へと駆け上がっていきます。
株バブル崩壊と新NISA
東京 田宮龍一
金融経済教育推進機構(J―FLEC=ジェイフレック)なる認可法人が8月2日、政府、日銀、全国銀行協会、日本証券業協会などの肝いりで発足した。資産運用や投資の知識を企業や一般に普及させ、学校教育にもねじ込もうという目的である。その立ち上げ式で岸田首相は「オールジャパンで金融経済教育の推進に取り組む」とあいさつした上で、「この秋に資産運用の相談料を最大8割引きにするクーポン券の配布を」との要望を述べた。
「投資立国」を国是として掲げ、新NISA(少額投資非課税制度)を宣伝・推進し、庶民が貯めてきたお金を金融市場に吐き出させることに血道を上げてきた岸田政権は、「クーポン券」にまで行きついた。
直後の5日に日経平均株価が空前の大暴落。1500万を超えて増え続けた新NISA口座の周辺は一挙に暗闇に突き落とされた。
しかも「手堅くもうかる」とあおられて米国株に投資する投資信託に人気が集中していたことで、新NISA経由の個人マネーが大量に海外流出し円安圧力となっていた。それが「株安―円高」に反転すると、海外株の資産価値は目減りする。株の乱高下に加え、為替相場動向が、にわか投資家にされた人々を今後日々苦しめることになる。
株バブル崩壊は岸田政権退陣への一撃となり、新NISAの本性が「特殊詐欺」と同列の、財政破綻と戦争経済に傾く日帝による大衆収奪攻撃であることを一層鮮明にさせた。
『共産主義者』最新号は必読
東京 浅野亜希
米軍と自衛隊の指揮統制を連携強化するとして実戦さながらの演習が繰り広げられている。何のための指揮統制なのか! どう考えても私たちの前で進行しているのは、日米帝による中国侵略戦争だ。
〈中国侵略戦争とは何か?〉----秋月丈志書記長が「帝国主義の中国侵略戦争とは何か? スターリン主義をどうとらえるか?」と題する論文(季刊『共産主義者』220号)で解き明かしている。
この論文を学び、確信を深めて職場、学園、街頭に飛び出そう。8・6ヒロシマ闘争の勝利に続き、首都・東京で巨大な反戦の火柱を上げよう!
獄中の8・6弾圧被告を激励
関西労組交流センター 村山 晃
8月24日、関西生コン支部、港合同の仲間とともに、8・6暴処法弾圧で広島拘置所に勾留されている5人の被告の激励行動に駆けつけました。
今年の8・6ヒロシマ闘争は歴史的勝利を収め、弾圧を完全に粉砕しました。拘置所に向かって6カ月にわたる不当勾留を弾劾するとともに、残暑の中で獄中闘争を闘う5人に8・6闘争の大勝利を報告しました。
5人の仲間をただちに取り戻そう!