オスプレイ配備するな! 佐賀空港基地予定地前で行動
週刊『前進』04頁(3359号02面02)(2024/08/26)
オスプレイ配備するな!
佐賀空港基地予定地前で行動
(写真 基地予定地ゲート前に座り込み土砂搬入阻む【8月19日 佐賀市】)
8月19日、「オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀」の呼びかけで、佐賀空港オスプレイ配備阻止の現地闘争が約40人の参加で行われました。
佐賀空港の隣接地に設置されようとしている陸上自衛隊佐賀駐屯地は、木更津(千葉)に暫定配備されているオスプレイ17機と目達原(めたばる)駐屯地(佐賀)のヘリ50機を移駐し、殴り込み部隊=水陸機動団を沖縄・台湾海峡に迅速展開するための中国侵略戦争の一大軍事基地です。予定地は有明海の漁業者に分与された農地ですが、国は漁協幹部を買収し、反対する地権者の意思を踏みにじって昨年6月から工事を強行。来年7月完成に向けて急ピッチで工事が進められています。
この不当極まる土地強奪と軍事基地建設を阻止するため、私たちは四つある車両搬入ゲートの前で、警備員・警察と対峙(たいじ)しながら土砂を積んだダンプなどに立ちはだかりました。妨害に来た右翼は仲間の一喝で粉砕され、即座に退散。意気軒高と終日の座り込みを闘い抜きました。
米日の戦争に向けた動きは激化していますが、労働者民衆の闘いも実力闘争の質を高めています。岸田にとどめをさした8・6広島―8・9長崎闘争の地平を拡大し、反戦反基地闘争を爆発させて、11・3労働者集会へ攻め上っていきましょう!
(改憲・戦争阻止!大行進・九州 山本進)