全国教育労働者集会 8・5広島 反戦貫き11・3へ
週刊『前進』04頁(3358号03面05)(2024/08/19)
全国教育労働者集会
8・5広島
反戦貫き11・3へ
(写真 最大の団結で集会禁止を打ち破ろうと決意【8月5日 広島市】)
全国から広島市に結集した教育労働者が5日、ヒロシマ全国教育労働者交流集会を同実行委員会の主催で開きました。8・6原爆ドーム前集会を全力で闘い情勢を塗り替え、「職場で倒れることも、戦争で殺し合わされることも拒否する」ストライキを呼びかけ11・3全国労働者集会に組織しようと誓い合いました。
冒頭、実行委を代表して「改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明」から、「今、ヒロシマはとても大変だけれど、今ある力を全部出して今日と明日、共にがんばっていきましょう」と呼びかけられました。次に、実行委の日教組奈良市の増田順計書記長から、「『8・6ドーム前に全力で結集し、中国侵略戦争のための反戦反核集会禁圧を許すな!』が今日一番訴えたいこと。ヒロシマ大行動史上、最大の団結と結集で闘おう」と、鮮明な基調報告がありました。
全国からの報告では、日教組奈良市の有田雅行委員長から「3・27春の嵐行動から、『生きさせろ』のストライキへ」と、決意が述べられました。8・6ヒロシマ大行動の宮原亮事務局長は「日米2プラス2ではアメリカの核兵器と日本の通常兵器を使ってどのように中国と核戦争をやるのか具体的に話し合われた。8・6ヒロシマを何が何でもつぶすことが今回の集会禁圧の核心だ。絶対に負けられない」と戦闘宣言。「100人声明」は「『はじめての防衛白書』は子どもたちを戦場に送る内容だ」と弾劾しました。
交流討論では、各地域の報告があり、韓国・全教組大邱(テグ)支部の仲間からは、暴処法弾圧について「真実を語り闘う人を閉じこめて口をふさがせようとするのは万国共通だ」と、5人の仲間への連帯の思いが語られました。集会の最後に、「11・3全国労働者集会に向かって、私たち一人ひとりが反戦闘争の組織者になろう!」と行動提起。参加者一同、決意を固め、広島市役所包囲デモに合流しました。
(関西 教育労働者・木村健吾)