原爆ドーム前を明け渡すな 8・6早朝集会の発言

週刊『前進』04頁(3358号03面03)(2024/08/19)


原爆ドーム前を明け渡すな
 8・6早朝集会の発言

(写真 警察や広島市当局に一指も触れさせず、原爆ドーム前を解放区にして8・6早朝集会を打ちぬいた)


●全学連副委員長 矢嶋尋さん
 「過ちは繰り返しませぬから」----この思いを引き継いで闘うことは、かつてアジアの人々を虐殺した日本の労働者・学生の責任です。核武装を主張する右翼が原爆ドーム前で「静かに祈らせろ」なんて言っている。どちらの側に正義があるのか、広島市民も絶対に見抜いてくれます。私たちはそこを絶対に信頼して闘っていきましょう。
●日教組奈良市書記長 増田順計さん
 いま夜が明け、悔しい思いを抱えながら79年間生きてきた犠牲者の家族が平和公園に集まってきている。たくさんのマスコミがこの状況を捉えている。この中で松井広島市長、権力・機動隊は本当に私たちを排除するのか。できるものならやってみろ! 岸田やイスラエル、アメリカの代表を弾劾する、これまでで最大・最高の反戦反核の闘いに打って出よう!
●杉並区議会議員 洞口朋子さん
 戦争に反対する、核を廃絶するために声を上げることは、『はだしのゲン』に出てくるように、そしていま全世界で労働者・学生が立ち上がっているように、戦争に突き進む自国政府との徹底した闘いになります。私たちは一歩も引かずに闘い抜きます。いっしょに声を上げましょう!
●婦人民主クラブ全国協議会 川添望さん
 虐殺者のイスラエルを招待して、反戦反核の集会はやらせない。これがヒロシマでいいのか! 広島は、婦民の先輩の小西のぶ子さんがそうだったように、非合法の中から被爆者が闘って、核を絶対に許せないということを世界に伝え、反戦反核を広げてきた。平和記念公園を、原爆ドーム前を核を使おうとしているやつらに明け渡すわけにはいかない! 共にこの場所を守り抜こう!
●自治労広島市労働組合元委員長 福井利明さん
 市民活動推進課長の片桐君、来ているか。広島市職員の先輩たちがどういう思いで反戦平和を訴えてきたか。広島県警をバックにして反戦反核集会を弾圧する。恥ずかしいと思わないのか! 闘う私たちの隊列に加わるのが本来の広島市職員のあり方だ。私は最後の一人になっても絶対にこの集会を守り抜きます! みんなで闘いましょう。

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