杉並で反戦反核デモ・集会 8・6広島に総決起を

週刊『前進』04頁(3354号04面02)(2024/07/22)


杉並で反戦反核デモ・集会
 8・6広島に総決起を

(写真 洞口朋子杉並区議【前列中央】らを先頭にJR高円寺駅前を元気よくデモ。沿道からも熱い声援【7月15日】)

(写真 洞口区議の発言に聞き入る参加者。戦争絶対阻止を誓った)


 7月15日、杉並区で「ヒロシマ・ナガサキ・フクシマをくり返すな!」反戦反核デモ&東京集会を闘った。
 原水禁運動発祥の地・杉並で続けてきた反戦反核闘争は今日の課題だ。米日の中国侵略戦争・世界核戦争の危機は現実に迫っている。戦争を阻止する実力行動が絶対に必要だ。
 JR高円寺駅からのデモでは、「戦争反対、岸田打倒」のコールで警察と右翼の妨害を蹴散らし、その後セシオン杉並に110人が結集し集会を開催した。
 改憲・戦争阻止!大行進東京の山口弘宣さんが主催者あいさつに立ち、8・6ヒロシマ暴処法弾圧弁護人の森川文人さんの講演、8・6ヒロシマ大行動の八木康行さんのアピールが続いた。NAZENの織田陽介事務局長の基調報告を受け、洞口朋子杉並区議、NAZEN東京の佐藤賢一さん、全学連が発言。東京西部ユニオンの丸田雅臣さんのまとめと団結ガンバローまで、集会発言のすべてが、切迫する戦争への怒りと8・6行動を訴えるものだった。
 集会では、なぜ今ヒロシマ反核つぶしが狙われているのかを明らかにした。帝国主義は世界戦争に踏み込んでいる。米帝・NATOもイスラエルも、核兵器使用をためらわない。岸田は核戦争同盟のNATO首脳会議に出席して核戦争を推進している。松井一實広島市長は法も無視し、警察の暴力を頼りに平和公園を封鎖して、反戦反核の広島の歴史をなきものにしようとしている。都知事選の茶番を見ても明らかなように、日本共産党も立憲民主党も愛国主義を先頭であおり戦争反対の一言も発しない。戦時下そのものだ。
 しかし広島市による平和公園封鎖規制は、数の力があれば絶対に粉砕できる。私たちの行動方針は、8月6日に原爆ドーム前を1千人結集で埋め尽くすことだ。この闘いは被爆者、被爆2世・3世などの根底からの怒り、全国全世界の学生・労働者と必ず結びつく。7月15日の闘いで、そのことをはっきりさせた。
 祈りではなく核戦争絶対反対の新たな8・6広島闘争をつくり出そう! パレスチナ人民の蜂起、血叫びに応える闘いこそが戦争を止め、社会と世界を変革する。自国帝国主義打倒へ、8・6原爆ドーム前に集まり、核戦争を絶対に止めよう!
(改憲・戦争阻止!大行進杉並 木梨義孝)

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