8・6弾圧に連日反撃 5人奪還へ広島市内デモ

週刊『前進』04頁(3352号01面02)(2024/07/08)


8・6弾圧に連日反撃
 5人奪還へ広島市内デモ

(写真 8・6広島暴処法弾圧被告の髙田暁典同志への国家権力によるでっち上げ「詐欺罪」再逮捕攻撃を弾劾し、5人奪還と反戦反核集会禁圧粉砕を訴えデモ【6月28日 広島市】)

 6月28日の退勤時、広島の闘う仲間は、「8・6ヒロシマ弾圧粉砕! 無実の5人を取り戻そう!」と訴え、広島市役所を包囲し原爆ドームへ向かう怒りのデモに決起した。
 あいにくの梅雨空をぶっ飛ばす力強く響くデモ隊と宣伝カーからのコールが、市中心部のオフィス街からターミナルへと急ぐ退勤中の労働者の人波に吸い込まれていく。多くの働く仲間の圧倒的注目を浴びてデモはうち抜かれた。手を振りエールを返す人らもいた。
 6・23沖縄「慰霊の日」の式典での、「沖縄を再び戦場にするな」「琉球弧を戦場にする岸田は帰れ!」の労働者人民の怒りの決起への連帯をこめて、さらにくり返されている米軍犯罪への憤りをわがものとして広島の労働者・学生は闘った。また前日27日の、8・6広島暴処法弾圧被告の髙田暁典同志への国家権力によるでっち上げ「詐欺罪」再逮捕攻撃への即時の反撃として、反戦反核運動つぶしの弾圧への怒りで満身を震わせて行動に立ち上がったのだ。
 被爆79年の8・6ヒロシマは歴史を画する大決戦となった。デモ前の広島市への申し入れ行動でもそれは明らかになった。8月6日の平和公園での集会禁止攻撃を真っ向から粉砕して、中国侵略戦争へかじを切った岸田政権、そしてその先兵である松井一實広島市長を打ち倒そう! すべての戦争絶対反対の仲間は、8・6原爆ドーム前に総力で結集し、1千人決起を実現しよう!
(8・6ヒロシマ大行動実行委員会 奥村毅)
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