団結ひろば 投稿コーナー
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トリプル改定に反対しデモ
八尾北医療センター労働組合 木下徳美
6月2日午後、地域医療交流会はJR高槻駅の陸橋で「戦争反対 医療を奪うな大行動」としてトリプル改定(診療・介護・障害福祉サービス報酬改定)反対のリレートークとデモを行いました。高槻医療福祉労組と八尾北医療センター労組を中心に、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部など30人以上の闘う仲間が結集して訴えました。
まず、地域医療交流会を代表して八尾北医療センターの末光道正院長がマイクを握り、「今改定で医療だけでも1200億円が削減される。軍事費2倍化と一体で『命を守る』医療から『命を奪う』戦時医療への転換だ」と攻撃を暴露。「二度と戦争を起こさないと立ち上がった地域医療の原点に立ち返り、パレスチナ人民の闘いと連帯しよう」と訴えました。
地域医療交流会の西沢いづみさんは「医療は治すことだけが目的ではなく予防が大事。同様に、戦争をさせないことが大事です。今こそ行動を起こす時です」とアピールしました。
関生支部は8・6広島暴処法弾圧弾劾の熱烈なアピール。さらに、八尾北労組の藤木好枝委員長、高槻医療福祉労組の村山裕子書記長をはじめ医療・介護現場の仲間が、皆保険制度を解体するトリプル改定に反対しようと訴えました。訪問介護とケアマネジャーの仲間は、今改定で訪問介護の報酬が切り下げられることに対し、「これは『老人など早く死ね』という攻撃だ」と弾劾しました。
その後、降り始めた雨の中を元気に高槻城公園までデモ行進し、6〜7月闘争の火ぶたを切りました。
関空の軍事使用阻止しよう
関西新空港絶対反対泉州住民の会 中川育子
関西新空港絶対反対泉州住民の会は、6月14日に関西エアポート株式会社へ、17日には大阪府と国土交通省大阪航空局へ、①関西空港の軍事使用を絶対認めないこと、②戦争動員のための国民保護訓練を行わないことを申し入れました。
岸田政権は中国侵略戦争のために民間空港・港湾の軍事使用攻撃を強め、特定利用空港・港湾の指定を拒否した熊本県や鹿児島県、沖縄県など22カ所に攻撃を強めています。
国交省に対しては、申入書とともに質問状を出し、回答を求めました。国交省は、関西空港は昨年の米軍使用は一度もなかったと回答しましたが、八尾空港には3、5、6、7、9、12月に米軍機が着陸しています。何の目的で使用したのかとの質問に、国交省は「防衛省に聞いてくれ」と責任を逃れました。
軍用機の使用について、関西エアポートは「緊急の場合を除き自粛を要請する」と回答し、大阪府も国交省も同じスタンスであるとしていますが、「国民保護訓練」に関しては、府も国交省も「参加が義務づけられている」と回答しました。指定公共機関に指定されている関西空港も、現場が強く反対しなければ戦争に使うということがはっきりしました。
改めて、辺野古での土砂搬入実力阻止闘争や、石垣港での米軍艦船寄港に対するストライキのような、絶対反対の団結した力が必要だと実感しました。
中国侵略戦争では「日本が要」です。戦争を止める実力闘争に立ち上がりましょう! 7・7関西空港を戦争に使わせない集会(午後2時、りんくう公園さくら広場)に結集しよう!
スクラムを組んで実力デモ
首都圏・学生 宮城駿一郎
私は6月9日、芝公園での反戦集会・デモに参加しました。この闘いは、安保粉砕・基地撤去、そしてパレスチナ断固連帯を掲げ、スクラムを組んで首相官邸に迫る激しい実力闘争でした。
東京都公安委員会は、米国大使館前を通る予定のデモコースを直前に強制変更しました。ここで感じたのは、反戦闘争に心底恐怖する日本帝国主義・岸田政権、国家権力の本性です。
機動隊は、米国大使館の近くで盾を持って規制線を作り、デモ隊を妨害しました。デモ隊はこれをはねのけて、体を張って機動隊とぶつかり、戦闘的なデモを勝ち取りました。
6・9集会・デモは、戦争に反対する世界中の仲間と連帯する闘いでした。戦争に突き進む米日帝を、労働者人民・学生は実力闘争で打倒しましょう!
私は全学連に参加して1年経ちました。これからも仲間と共に反戦闘争に決起し、青春をかけて、人生をかけて革命をやりたいと思います!
誓い新た須賀同志しのぶ会
高田隆志
4月16日に急逝した「前進」前編集長・須賀陽子(坂本千秋)同志をしのぶ会が6月15日夜、東京都内で行われ、共に闘ってきた同志・友人約百人が集い、遺志を継ぎ「連帯し、侵略を内乱へ」の闘いを貫く決意と団結を固め合った。
黙祷の後、現編集長の水樹豊同志があいさつに立ち、須賀さんが「革共同の9回大会路線を進めれば必ず革命に勝利できる」と病床で最後に語ったことを紹介し、後を継いで勝利まで闘うことを誓った。
迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会の内藤雄二さんが、横浜刑務所在監の須賀武敏さんとの友人面会をかちとったことを報告し、そのメッセージを代読した。十亀弘史さんが「敬意と感謝と決意と誓いを込めて」献杯の音頭。
革共同の秋月丈志書記長、清水丈夫議長を始め、共に闘ってきた諸同志が追悼と闘いの決意を述べた。秋月同志は、「革命家としてやるべきことをやり尽くして旅立った」とたたえ、また須賀同志が爆取弾圧と全力で闘い抜いたことについて、「爆取弾圧を受けて生き残った党派は革共同しかない」と語った。清水同志は、「須賀夫妻が党と革命運動に大きな役割を果たしたことを感謝したい」と述べ、世界戦争を絶対阻止し「戦後革命ではなく、戦前革命をやりとげよう」と力を込めて訴えた。
革共同女性解放組織委員会の代表は、「ボールは私たちに投げられた」と述べ、9回大会路線で闘い抜くことを誓った。矢嶋尋全学連副委員長は、革命的女性解放闘争論についての理論合宿の際に指導を受けた経験を語った。須賀同志の怒りと情熱が若い世代に継承されていることが感動的だった。最後に、遺族の須賀信行さんが立ち、「ここにいるみなさんが遺族」と、お礼の言葉を述べた。
須賀陽子同志は死してなおわれわれを鼓舞してやまない。それを実感し、その声に奮い立ち、勝利まで力を振り絞って闘おう、と私自身誓いを新たにした。