組合排除の解雇許すな 関合労SOC分会がスト
週刊『前進』04頁(3347号02面05)(2024/06/03)
組合排除の解雇許すな
関合労SOC分会がスト
(写真 本社前でのスト突入集会【5月15日 泉佐野市】)
5月15日、関西合同労組泉州支部SOC分会のK組合員が始業から終業時まで全一日のストライキを貫徹しました。関西合同労組の各支部、大阪北部ユニオン、関西労組交流センターの仲間が共に闘いました。K組合員の職場である泉佐野のユニホーム供給センターでストを通告。出勤してくる同僚たちは笑顔でビラを受け取っていきます。その後、SOC本社前でスト突入集会を行いました。
SOCは定年後の継続雇用をK組合員だけかたくなに拒否しています。労働組合を排除するためです。K組合員が労働条件を労働基準法水準に押し戻してさらなる改善を求め、戦争反対を訴えていることを嫌悪し排除しようとしているのです。「評価が低いから」というのはデタラメだ! 分会長だから解雇するのだ! こんな不当労働行為を許せるか! 解雇通告を撤回させるために終日ストをたたきつけたのです。
関西合同労組は春闘統一要求に「戦争協力、戦争につながるあらゆる業務への動員、協力を行わないこと」を掲げました。春闘合同街宣では、ウクライナ戦争・イスラエルのガザ虐殺やめろ、8・6広島暴処法弾圧粉砕、5人の仲間を取り戻そうと訴えました。
SOC分会のストは3・27恭誠社ストに続く反戦春闘ストです。関西合同労組は3・16ミカタ解雇撤回反戦デモを含め力いっぱい闘い抜いています。恭誠社分会は資本への怒りをバネにストに決起。3月27日には日教組奈良市の「春の嵐行動」に参加して団結を深めました。全国金属機械労組港合同昌一金属支部の闘いと固く連帯した反戦春闘です。労働者のストで岸田戦争政権を打ち倒そう! 自らの職場で徹底的に闘い、職場丸ごとの反戦決起をつくり出しましょう。
(関西合同労組・西川洋)