5・15「ナクバの日」 占領・虐殺今すぐやめろ 世界各地で抗議行動

週刊『前進』04頁(3346号04面05)(2024/05/27)


5・15「ナクバの日」
 占領・虐殺今すぐやめろ
 世界各地で抗議行動

(写真 都心をパレスチナ連帯一色に染め上げたデモ【5月18日 ロンドン】)

 1948年5月14日のイスラエル「建国」に伴うパレスチナ人民への民族浄化を記憶する「ナクバの日」である5月15日に合わせ、世界各地でパレスチナ連帯・ジェノサイド弾劾の行動が闘われた。ガザ地区のパレスチナ労働組合総連合が全世界の労働組合に向けて発した闘いへの呼びかけに応えるものだ。76年たった今もイスラエルとアメリカ帝国主義による占領と虐殺が続き、日々難民が生み出されている現実に激しい怒りの声が上がった。
 パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区をはじめとする中東各地に加え、欧州各地やカナダ、オーストラリアなどで、即時停戦とパレスチナ難民の帰還の権利を求める大規模なデモが行われた。アメリカでは18日、デモ隊がスクラムを組みニューヨークのマンハッタン橋を封鎖。イギリスでは同日、労働組合や学生を先頭とするデモ参加者が各地からロンドンへ結集した。主催者推定で25万人以上が集まり、警察権力の弾圧をはね返して闘った。
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