大行進板橋 自衛隊統合演習を弾劾 練馬駐屯地前で抗議

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週刊『前進』04頁(3346号04面03)(2024/05/27)


大行進板橋
 自衛隊統合演習を弾劾
 練馬駐屯地前で抗議

(写真 迷彩服で行軍する自衛隊員に「侵略の銃を取るな!」と訴える【5月20日 東京都・陸自練馬駐屯地前】)

 5月20日、改憲・戦争阻止!大行進板橋は、この日から始まった「自衛隊統合防災演習」に対し陸上自衛隊練馬駐屯地前で抗議のスタンディングを行いました。早朝から同駐屯地の第1師団第1普通科連隊の約100人(5個小隊)が「災害派遣」「即応態勢訓練」と称して東京都内を迷彩服(戦闘服)で行軍し、千代田・中央・港・品川・大田の各区役所に軍靴で立ち入ったのです。
 こうした訓練は3月11日(東日本大震災から13年)に練馬・板橋・北・足立・荒川の各区役所に向けて始まり、28日から翌朝にかけて新宿・中野・杉並への夜間訓練を強行。自治体に戦争協力を強制する地方自治法改悪攻撃のもとで行われているのです。
 さらに今回の演習は、陸海空自衛隊の「統合作戦司令部」の来年3月の正式発足を前に、仮の司令部と「統合作戦司令官」役を置いた初の演習として全国で実施されました。しかも在日米軍とオーストラリア軍も参加し連携を強化するなど、文字通りの中国侵略戦争突入を想定した演習です。
 怒りを燃やし、練馬駐屯地正門と南門で「侵略の銃を取るな!」「中国侵略戦争のための訓練をやめよ!」「沖縄・南西諸島への出兵を拒否せよ!」と訴えました。「隊友会」などが「激励」する一方で、私たちの怒りの声が若い自衛官たちに響いたと確信します。
 板橋で続けている自衛隊への若者の名簿提供に反対する署名運動をはじめ、戦争に反対する自治体労働運動を大きくつくり出す正念場です。
(大行進板橋・渡邉智)
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