大坂さん解放へ運動広がる 街頭宣伝に反響/全国交流集会

週刊『前進』04頁(3346号03面03)(2024/05/27)


大坂さん解放へ運動広がる
 街頭宣伝に反響/全国交流集会

(写真 那覇市テンブス館前【19日】)


 大坂正明さん救援会は5月19日、那覇市中心部で「大坂正明さん解放」を訴えて街頭宣伝を行った。テンブス館前、牧志公園、県庁前の3カ所で数十人の街宣隊がビラまきと大坂さん解放を求める署名集め。同時に8・6暴処法弾圧に対する署名活動も行った。
 「沖縄を戦場にするな」「沖縄闘争を闘った大坂さんへの懲役20年のでっち上げ有罪判決を許さない」の訴えに地元の若者や観光客が多く足をとめ、熱心に話を聞いて署名した。信号待ちのタクシー運転手が署名隊を手招きして署名するなど大きな反響があった。
 この日の集会・デモの後、「大坂・星野闘争勝利!全国交流集会」が那覇市内で行われた。司会は沖縄万人の力で星野さんをとり戻す会の和田邦子さんと宮城盛光さん、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の神藤猛雄さん。和田さんは、沖縄で昼の集会に誘った女性がすごく感動していると報告した。
 大坂救援会から小泉義秀事務局長が報告に立ち、新たなリーフをもって大署名運動に入ろうと訴えた。
 星野再審連絡会議から狩野満男共同代表が国賠闘争の現況を報告し、当局の医療放棄に対する追及が被告・国側を追いつめていることを明らかにした。
 大坂さんの親族の佐藤政直さんが、沖縄闘争に初めて参加しての感動を述べ、大坂さん解放へ無実を広く訴える活動を進めていきたいと抱負を語った。
 九州、福島、広島、関西、沖縄など各地のとり戻す会からの報告が続き、闘いの教訓を共有した。

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