全国で4・28闘争 沖縄先頭に怒りのデモ
全国で4・28闘争
沖縄先頭に怒りのデモ
4・28沖縄デー行動が各地の改憲・戦争阻止!大行進の主催で沖縄―本土を貫いて闘われた。日米共同声明粉砕・中国侵略戦争阻止の訴えに、多くの労働者人民が合流。沖縄の怒りを先頭に5・15沖縄闘争への総決起態勢を整えた。
■沖縄
大行進沖縄は4月27日、戦闘的な国際通りデモを打ち抜いた。沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃さんは、うるま市の陸上自衛隊訓練場建設を阻止したのは労働者民衆の力だと鮮明にした。青年労働者もアピールを行い、デモをけん引。注目度は高く飛び入り参加者も複数あり、5・15沖縄闘争の成功への突破口を開いた。
■九州
大行進九州は28日、佐賀空港オスプレイ配備阻止の現地抗議行動に立った。防衛局や市議らによる妨害が続くゲート前では、土地を奪い侵略戦争の基地を造ろうとする防衛局・佐賀県警を弾劾。翌29日、福岡市で天神反戦デモを行い、「沖縄をガザのような戦場にする大軍拡が九州各地で進められている。絶対反対の声を上げよう」と訴えた。デモ後の集会では、5・15沖縄闘争と九州の軍事拠点建設反対に立つことを確認。「オスプレイ裁判支援市民の会」の野中宏樹牧師が講演し、建設工事が進む佐賀駐屯地は目達原駐屯地のヘリ部隊を集中させる大軍事基地だと明らかにした。
■大阪
大行進関西は28日、労働組合を先頭に大阪市で梅田反戦デモを闘った。大阪市職の赤田由行さんが基調を報告し、関西地区生コン支部の武谷新吾副委員長が発言。港合同昌一金属支部の木下浩平委員長が決意を表明し、参加者は一丸となって戦時下の労組潰しと闘う決意を固めた。日教組奈良市と高槻医療福祉労組が反戦春闘を報告。デモに沿道から歓声があがり、海外の教育労働者がガザ虐殺弾劾のボードを掲げ合流した。
■香川
大行進香川は28日午前、創設記念行事の観閲式中の陸自第14旅団・善通寺駐屯地へのデモを行い、「高松港から南西諸島に出撃するな」と申し入れ。午後は、特定重要拠点港湾に指定された高松港に向かって高松中央商店街をデモ。学生が飛び入りで参加した。
■名古屋
大行進東海は28日、アメリカ領事館とイスラエル支援企業を直撃するデモを行い、大きな反響を得た。名古屋駅周辺に「沖縄を戦場にするな」のコールが響いた。東海合同労組の青年が行動をけん引し、パレスチナ連帯を闘う仲間も合流。「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会」の柿山朗さんは「反戦は労組の任務」と熱く訴えた。
■北海道
大行進北海道は27日、札幌駅から反戦デモに出発。パレスチナ連帯を闘う仲間や沖縄にルーツを持つ仲間と共に、新たに決起した青年・学生も参加。解放感に満ちたデモを貫徹した。
(各行動の詳細はZNN)