戦時弾圧と闘うセンター建設を 救援連絡センター総会
週刊『前進』04頁(3343号04面04)(2024/05/06)
戦時弾圧と闘うセンター建設を
救援連絡センター総会
(写真 120人が結集した定期総会)
4月21日、東京の文京区民センターで救援連絡センター第20回定期総会が開かれた。全国の闘う諸団体から120人が参加した。弾圧を打ち破って闘う現場からの報告が行われ、「戦時下の治安弾圧と闘おう」との運動方針を鮮明にした。
三里塚芝山連合空港反対同盟は「実力闘争こそ勝利の道」と確信固く、市東孝雄さんの南台農地死守を訴えた。全学連は「獄内外の団結があれば弾圧は打ち破れる」と、この1年の弾圧との闘いに勝利してきた地平を生き生きと報告。「帝国主義足下から岸田打倒の闘いを」との戦闘宣言は全参加者を奮い立たせた。8・6暴処法弾圧で組合員を奪われた八尾北医療センター労組は「戦争の時代だからこそかけられた攻撃。反戦闘争、労働運動を闘い戦争を阻止しよう」と訴えた。関西生コン支部はビラまき裁判の無罪戦取を報告し、反転攻勢を宣言した。
大坂正明さん救援会が「でっち上げ懲役20年判決徹底弾劾!日米共同声明を許さず、今こそ基地と戦争に反対して闘う時だ。沖縄闘争を爆発させ、大坂さんを奪還しよう」と救援運動の路線と方針を提起した。
岸田政権が中国侵略戦争へ突き進む中、半世紀にわたり政治弾圧と闘い獄中者救援を貫いてきた救援連絡センターの役割がますます重要になっている。弾圧の激化と闘い勝利しようと、全参加者が運動の飛躍を誓った。