日米会談に抗議デモ

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週刊『前進』04頁(3341号02面04)(2024/04/22)


日米会談に抗議デモ


 4・10日米首脳会談を弾劾し、各地で反戦闘争が行われた。(編集局)

徳島の街の空気を一変させたデモ隊

(写真 港の軍事利用にも反対【4月13日 徳島市】)

 4月13日、改憲・戦争阻止!大行進徳島の呼びかけで、徳島市での反戦デモを反戦春闘の一環として闘いました。直前に岸田首相の訪米と、自衛隊と米軍の指揮統制連携強化のニュースがあり、戦争反対の声がストレートに伝わって学生や家族連れ、労働者の注目を集めました。自国政府の侵略戦争に反対するデモ隊の登場は、街の空気を労働者階級の意識にグッと引き付けました。
 大坂正明さん、星野文昭さんの無実・無罪を訴え、8・6広島暴処法弾圧で獄にとらわれた5人の仲間を取り戻そうというシュプレヒコールは、デモ隊の心を奮い立たせてくれました。
(徳島 米津健司)

大行進えひめ結成して松山反戦デモ

(写真 港の軍事利用にも反対【4月13日 徳島市】)

 改憲・戦争阻止!大行進えひめを4月14日に結成し、松山反戦デモを行いました。結成集会には、自治体や郵政の仲間、伊方原発の廃炉を訴え県庁前金曜行動や毎月11日のゲート前行動に参加している仲間など約20人が集まりました。
 代表を務める私から「日米首脳会談で自衛隊と米軍が一体となって中国侵略戦争へ突き進むことを許さず、岸田を倒そう」と呼びかけました。愛媛県職員労働組合の中村圭司委員長は地方自治の解体と自治体労働者の戦争動員を狙った地方自治法改悪を批判、自治体の青年労働者も8・6広島暴処法弾圧に反撃する決意を述べました。また、街頭でビラを受け取って参加してくれた労働者も「戦争は絶対にいけない、反対の声を上げたい」と力強く発言しました。
 市内中心部の商店街を通るデモへの反応は良く、準備したビラも全部配り切りました。大行進えひめ一発目の反戦行動は成功しました。
(改憲・戦争阻止!大行進えひめ 岡本啓三)

飛び入りの仲間と共に岡山市内デモ

(写真 街頭の怒りと結合【4月14日 岡山市】)

 4月14日、改憲・戦争阻止!大行進岡山の呼びかけで、中国侵略戦争阻止・岸田打倒を掲げて20人で岡山市内デモを闘った。
 前進社を取材したニュースを見た22歳の青年が「自分の思いに一番近いのはここだ」と参加。10年以内に革命を実現したいと熱く語った。飛び入りの2人の高校生、ユニフォーム姿で「岸田打倒」のコールに合わせて手拍子をする野球少年たち。夫が中国人だという女性は「戦争を仕掛けているのはアメリカ」「ウクライナも中東も、どちらが先に手を出したかではない」と語り、「今日はこのデモに出会えたのが最大の収穫」と伝えてくれた。
 中国侵略戦争突入情勢下で、革命を求めて接近してくる青年や学生を獲得するチャンスが到来していることを実感できた。
(改憲・戦争阻止!大行進岡山 坂口健一)

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