8・6弾圧抗議署名拡大を
8・6弾圧抗議署名拡大を
8・6広島「暴力行為等処罰に関する法律(暴処法)」弾圧に抗議し、不当に逮捕・起訴された5人の即時釈放を求める署名を8・6ヒロシマ大行動実行委員会が呼びかけている。
8・6弾圧は、核武装・中国侵略戦争を遂行するためにヒロシマ・ナガサキの反戦反核闘争をなきものにしようとする攻撃だ。そのために日本帝国主義・国家権力は5人が「市の職員に暴行を加えた」という容疑をでっち上げ、暴処法という戦前から労働運動弾圧に使われてきた悪法を持ち出して逮捕・起訴を強行したのだ。
広島現地では連日奪還闘争が闘われ、労働者市民から次々と署名が集まっている。全国各地で街頭・職場に署名を持ち込み、日帝・岸田政権を反戦反核の怒りで包囲し、5人の仲間をただちに奪還しよう。そして今年の8・6原爆ドーム前集会を昨年を倍する結集で勝ち取り、中国侵略戦争・核戦争に延命をかける岸田を打倒しよう。
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広島
戦争進める岸田政権に怒り
5人の釈放を求めデモ
4月7日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会は、「8・6暴処法弾圧を許すな! 戦争を進める岸田を倒そう!」と訴え、原爆ドーム前に結集して、集会とデモ行進を行った。これに先立つ広島県労働組合交流センターの定期総会では、戦時下の反戦反核運動つぶしである8・6弾圧を粉砕し、今年の8・6ヒロシマの大爆発と11月集会の大結集に向けて、職場・地域から反戦闘争を基軸とした階級的労働運動の大発展を勝ち取ることを確認した。
集会では、被爆2世の中島健さんが8・6弾圧に対する怒りのアピールを発した。5人の仲間の起訴に対する共同抗議声明と、釈放・奪還を求める新署名を全国に呼びかけて闘うことが確認された。
歩道から多くの人々が注目する中、広島大学の学生のシュプレヒコールで元気よくデモに出発した。アーケード街では、青年がコールとドラムのリズムに乗ったり、高校生たちがこぶしを突き上げたりと好反応だった。「仲間を取り戻せ」と訴えるプラカードに多くの人々が注目した。
勾留された仲間のいる広島中央警察署では、声のボルテージも一層上がり、「不当弾圧を許さないぞ! 5人の仲間を今すぐ釈放しろ!」の声をたたきつけた。
デモ翌日には、中央署に勾留されていたAさんが広島拘置所に移管された。5人の仲間をただちに奪還し、核戦争に突き進む岸田政権を倒そう。
(8・6ヒロシマ大行動実行委員会 八木康行)