横須賀を反戦の街に 大行進横須賀が集会・デモ 空母撤去・トマホーク配備許すな
週刊『前進』04頁(3335号04面04)(2024/03/11)
横須賀を反戦の街に
大行進横須賀が集会・デモ
空母撤去・トマホーク配備許すな
(写真 改憲・戦争阻止!大行進横須賀がミサイル配備阻止・原子力空母母港化撤回を掲げてデモ【3月2日 神奈川県横須賀市】)
3月2日、横須賀市内で改憲・戦争阻止!大行進横須賀が基地撤去を掲げる集会・デモを開催し、70人超が参加しました。
大行進横須賀事務局が基調を提起し、8・6広島暴処法弾圧を徹底弾劾し、神奈川での2・6戦争訓練実力抗議闘争を報告。「横須賀を『基地の街』から『反戦の街』に塗り替えよう」と呼びかけました。
全学連副委員長の矢嶋尋さんが特別アピール。「世界戦争が始まっている今、反戦運動を闘えない体制内のリベラルをぶっ飛ばして、本当に帝国主義を打倒して戦争を止める運動をつくり出そう。いまベトナム反戦に続く第2反戦世代が生まれている。資本主義を倒さない限り将来はない。一秒でも早く労働者階級が権力を取るべき。全学連は先頭で闘う」との宣言に参加者全員がともに闘う決意を固めました。
続く特別アピールで婦人民主クラブ全国協議会の川添望さんが婦民全国協の歴史を紹介した上で「差別は資本家の武器であり、労働者階級への分断攻撃。反戦と女性解放は一つ」と訴え、3・8国際婦人デーへの結集を提起しました。
さらに大行進三多摩、原発燃料工場の監視に取り組んでいる市民、田浦の弾薬庫に「NO」の会、琉球弧の軍事基地化に反対するネットワークなどからの発言があり、最後に自治体労働者と教育労働者が職場から反戦ストライキをつくり出す決意を語りました。
デモに出発し、米海軍横須賀基地ゲート前で兵士・労働者に「反戦デモに加わって下さい」とアピール。沿道でも多くのビラが受け取られ、手を振って反応する人も多数いました。情勢は大きく変わっています。
3月24日の週から海上自衛隊へのトマホーク配備に向けた訓練が始まります。これは自衛隊を侵略軍隊に転換する攻撃であり、訓練・配備を阻止しなければなりません。また原子力空母ジョージ・ワシントンの再配備を阻止し、空母母港化撤回・基地撤去の大デモをつくりだす展望を切り開く集会となりました。
(改憲・戦争阻止!大行進横須賀事務局 A)