小泉市長の陳述書を弾劾 団結街道裁判が山場
週刊『前進』04頁(3335号04面02)(2024/03/11)
小泉市長の陳述書を弾劾
団結街道裁判が山場
千葉地裁民事第3部(岡山忠広裁判長)で3月1日、団結街道裁判が開かれた。
団結街道は、市東孝雄さんの自宅と南台の耕作地を直線で結ぶ、日々の農作業に必要不可欠の道路だった。その団結街道を成田市は、2010年6月に夜陰に乗じて封鎖・廃止し、土地を格安で成田空港会社(NAA)に売り飛ばした。その違法性を徹底的に追及し、廃道処分の無効を明らかにする裁判だ。
廃道を決定した最高責任者である小泉一成成田市長が、次回期日に証人として出廷する。この日の法廷で弁護団は、2月22日付で裁判所に提出された小泉市長の陳述書を弾劾し、補充の陳述書の提出を被告・成田市に強く要求した。
次回5月10日に小泉証人尋問が行われ、次々回7月16日には、反対同盟の萩原富夫さん、市東孝雄さんの原告本人尋問が行われる。