8・6広島闘争への弾圧許すな
週刊『前進』04頁(3334号01面03)(2024/03/04)
8・6広島闘争への弾圧許すな
広島県警は2月28日、昨年8月6日の原爆ドーム前集会での「暴力行為等処罰法(暴処法)違反」容疑をでっち上げ、8・6ヒロシマ大行動事務所をはじめ全国14カ所を一斉捜索し、東京と関西で5人を逮捕した。核武装を含む大軍拡と戦争に突き進む日帝にとって、被爆者の怒りを先頭にしたヒロシマの反戦反核闘争は絶対につぶさなければならない。そのために右翼を使って8・6原爆ドーム前集会を妨害し、その過程での「市職員の転倒」を口実に5人を逮捕したのだ。弾圧の前日には広島市議会が、原爆ドーム周辺での反戦反核集会の禁止を求める右翼の「請願」を、日本共産党を含む賛成多数で決議していた(記事3面)。
「8・6暴処法弾圧」は、日帝の中国侵略戦争突入情勢での戦時弾圧そのものだ。だがこのような弾圧でヒロシマの怒りと闘いをつぶすことはできない。5人をただちに奪還しよう。