12・17大坂・星野集会へ 大坂正明同志の無罪奪還を 反戦闘争圧殺の「無期求刑」許すな

週刊『前進』04頁(3322号03面01)(2023/12/04)


12・17大坂・星野集会へ
 大坂正明同志の無罪奪還を
 反戦闘争圧殺の「無期求刑」許すな

(写真 11・19労働者集会に参加し、反戦闘争の先頭でデモに立つ大坂正明さん救援会と星野全国再審連絡会議【東京都千代田区】)


 12・17全国集会は大坂正明同志の無罪判決をかちとり、即時奪還するための総決起集会であり、星野国賠訴訟に勝利するための集会だ。全力で結集しよう。世界戦争情勢の中、国家権力の反戦闘争・階級闘争への憎悪に満ちた弾圧と対決し、闘いぬこう。

無実はすでに明白

 10月19日、星野文昭同志らと共に1971年11・14渋谷闘争を闘った大坂正明同志に対して、検察官は無期懲役を求刑した。「刑事責任は星野に匹敵する」「生涯社会から隔離せよ」と階級的憎悪をむき出しに主張した。10・7パレスチナ蜂起が全世界の階級闘争を激変させる中、かつて階級支配を揺るがした渋谷暴動闘争を世界戦争情勢下で二度とやらせないという敵階級の意志であり、反戦闘争圧殺の宣言だ。
 これに対して、10月26日の弁護団最終弁論と大坂同志の意見陳述は沖縄闘争の正義を前面に掲げ、反戦闘争圧殺のためのでっち上げ政治弾圧であることを暴き、検察官論告を完全にたたき切った。大坂同志は機動隊員死亡に一切関与しておらず、無実は明らかだ。
 検察官が論告ですがったのは52年前のでっち上げ供述調書と、ただ一人供述を維持したARの証言だ。だが、ARが描く神山派出所前の見取図(デモ隊と機動隊が衝突したときの詳細な図面)は全くデタラメだった。供述や図面が正しければそこにいるはずの大坂同志の姿は現場写真に一つも写っておらず、検察官は論告で「写真」という物証に一言も触れられなかった。裁判官による「でっち上げ供述調書」の得手勝手なつまみ食いを許さず、「事実と証言に基づき」大坂同志の無罪奪還をかちとろう。

星野国賠も決戦へ

 渋谷暴動闘争をリーダーとして闘い、獄中44年非転向を貫いた星野同志が獄中で殺されてから4年半、国家権力による虐殺を許さない国家賠償請求訴訟は重大な局面を迎えた。
 来年2月からの証人尋問は、徳島刑務所と医療センターの医師3人、原告の星野暁子さんからだ。星野同志を「殺しても構わない」という国家意思のもと行われた行為に対し、当時の徳島刑務所長・平良敦志らを証人として法廷に引きずり出し、国家犯罪を暴こう。

沖縄と連帯し決起

 11・14渋谷暴動闘争は、米軍基地撤去・無条件全面返還を求め2度のゼネストに立ち上がった沖縄人民に応える全身全霊の決起だった。沖縄と本土労働者人民の反戦闘争の結合を恐れた政府は闘いを機動隊の暴力で抑えこもうとしたが、これを実力で打ち破ったのが星野同志、大坂同志らが闘った渋谷暴動闘争だ。
 今、世界中で労働者が反戦闘争に立ち上がっている。半世紀を超えて闘いぬかれる星野・大坂闘争は「絶対反戦」の闘いであり、階級闘争の激突点だ。裁判に勝利し、岸田を倒して世界戦争を止めよう。12・17集会に集まろう。

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大坂さん無罪奪還 東京地裁前街宣
 12月7日(木)、12月14日(木)、12月21日(木)
 いずれも正午 東京地裁正門前

星野国賠 第18回口頭弁論
 12月14日(木)午前10時半 東京地裁

大坂さん無罪奪還 星野国賠勝利
12・17大坂・星野全国集会&デモ
 12月17日(日)午後1時 牛込箪笥区民ホール集会後、デモ行進
 主催 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議大坂正明さん救援会

大坂裁判判決公判
 12月22日(金)午後2時 東京地裁429号法廷
 ※傍聴券配布のため、1時間前集合

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