高槻 大行進・北摂がデモ 労組が反戦訴え
週刊『前進』04頁(3322号02面05)(2023/12/04)
高槻
大行進・北摂がデモ
労組が反戦訴え
(写真 150人の隊列が「虐殺やめろ」とデモ行進【11月3日 高槻市】)
11月3日、改憲・戦争阻止!大行進・北摂の主催で高槻市民反戦デモが開催され、JR高槻駅南口に100人を超える市民が集まりました。イスラエル軍によるガザ虐殺が進行する中で、北摂の仲間は「これまでのレベルを超えた反戦闘争をやろう!」と決意し、高槻市で一番の繁華街での集会とデモに踏み切りました。
集会では大行進・北摂の村山ゆうこ代表(高槻医療福祉労組書記長)が基調報告を行いました。「世界は世界戦争への道を進んでいる。ガザ虐殺はハマスが原因では断じてない。帝国主義者の利益のために命が奪われてきた歴史をこれ以上続けてはならない」と提起し「戦争をあおる資本家は絶対に戦場には行かない。戦争をさせられるのも労働者なら、戦争を止めるのも労働者だ。労働者こそが戦争反対で闘おう」と呼びかけました。
続いて、地域の仲間が次々と発言。全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部・高槻生コン分会の仲間は、大阪広域協組による工場更地化という暴力的職場破壊攻撃と真正面から闘いぬいてきたことを報告し、「労組破壊は戦争への道!」と弾劾して今後も闘いぬく決意を述べました。高槻医療福祉労組の冨山玲子委員長は「イスラエル軍は病院や救急車を標的にしている。医療労働者として絶対に許せない。世界中の闘いと連帯して、高槻の地から戦争反対の声を上げたい」と発言し全体を牽引(けんいん)しました。
その後、大行進・関西の木下浩平代表代行が「何としてもこの戦争を止めたいと、多くの青年労働者が行動を求めている。今すぐ行動を組織しよう!」と提起。「戦争反対」のシュプレヒコールで集会を締めくくりました。
集会後のデモには150人が参加し大注目。商店街を練り歩くデモ隊に、多くの市民が合流し戦争反対の声を上げました。
この日の行動では、初めて集会で発言した方や、初めてデモに参加した方など、新しい決起が次々と生まれ、北摂における反戦運動が大きく飛躍する一日となりました。行動に次ぐ行動を組織し、労働者・市民の力で世界戦争への道を阻止しましょう!
(大行進・北摂 冨山小太郎)