革共同へ絶大な冬期カンパを 連帯し侵略戦争を内乱へ! 帝国主義倒す革命党建設を
週刊『前進』04頁(3322号02面02)(2023/12/04)
革共同へ絶大な冬期カンパを
連帯し侵略戦争を内乱へ!
帝国主義倒す革命党建設を
すべての同志・読者のみなさん、11・19全国労働者総決起集会に参加・賛同されたみなさん! 革共同への絶大な冬期カンパを訴えます。
イスラエルによるガザ大虐殺を擁護するアメリカ帝国主義・主要7カ国(G7)の強盗ども。ウクライナ戦争を激化させ、中国侵略戦争―世界戦争に突進し沖縄を再び戦場にたたき込もうとする米帝と日本帝国主義・岸田政権——この帝国主義を一刻も早く打倒しなければなりません。革共同は、11・19労働者集会の地平をとことん発展させ、日本と全世界の労働者人民と共に帝国主義を打倒する巨万の反戦闘争を巻き起こすために死力を尽くし決起します。1971年の沖縄返還協定批准阻止11・14渋谷暴動闘争で沖縄人民との連帯をかけて命がけで決起し「殺人罪」をでっち上げられた大坂正明同志の判決公判も、12月22日に迫っています。何としても無罪奪還をかちとらなければなりません。革共同へのカンパがこれらを実現する大きな力になります。
万余の決起のために
11・19労働者集会は、世界戦争と対決する労働者国際連帯を築き、世界革命の現実性を明々と開示しました。「戦争を止めるのは労働者の国境を越えた団結だ!」。階級的で国際的な熱気に包まれた集会は、参加者の人生観を一変させるような感動と共鳴を呼び起こしています。集会で発せられた、東アジアでの戦争阻止を訴える「韓日労働者共同声明2023」と、パレスチナ人民の決死の闘いを支持し岸田政権のイスラエル援助を断つ闘いを宣言した「パレスチナ連帯決議」を、日本の労働者人民の責務として猛然と実践することが求められています。改憲・戦争阻止!大行進運動の力も発揮され、東京・日比谷野外音楽堂には2800人が結集しました。この反戦のうねりを万余の労働者の決起にしていかなければなりません。そのための活動資金が必要です。
ガザ大虐殺、泥沼化するウクライナ戦争、中国侵略戦争―世界戦争の危機に対し、政府・反動勢力との内乱的激突を開始した世界の労働者人民は、戦争の元凶が帝国主義にあることを見抜いています。帝国主義本国の労働者人民にとっては、パレスチナ人民の「10・7蜂起」=民族解放・革命戦争に応え自国政府を打倒することの中にこそ、労働者国際連帯そして労働者階級として人間としての解放があります。カンパは、この帝国主義打倒の反戦闘争を徹底的に発展させるためのものです。
過去最低の支持率にあえぐ岸田政権は、連合を取り込むことで戦争・大軍拡・大増税に突き進んでいます。11・19労働者集会では、反戦を貫く階級的労働運動が登場し、ストライキを復権させ自国政府=岸田政権を実力で打倒する展望を指し示しました。
学生・青年労働者の決起も拡大しています。闘いが闘いを組織し、根底的な変革=革命への希求が高まっています。学生・青年の決起こそ歴史を動かす原動力です。一つの街頭・学園・職場における、反戦を決意した学生・青年の「一点の火花」は燎原(りょうげん)の炎のように燃え広がります。この人生をかけた決起を共にし、闘争拠点をつくりだすための資金を拠出し、学生・青年の隊列をさらに拡大しようではありませんか。
世界革命の成否かけ
世界戦争は帝国主義とスターリン主義の戦後世界体制の崩壊の中から引き起こされています。反帝国主義・反スターリン主義世界革命を掲げ闘う革共同の強大な建設に、世界革命の成否がかかっています。世界戦争の開始に対し、あらゆる既成勢力が帝国主義の立場に転落しています。まさに「第2インターの崩壊」です。日本共産党はウクライナ戦争に賛成した上に、パレスチナ人民の命がけの蜂起についても、駐日パレスチナ大使を党本部に呼びつけ「ハマスの無差別攻撃を非難している。ハマスは即時に人質を解放すべき」などと説教し敵対しているのです。
革共同は、自国政府打倒の内乱・革命こそが世界戦争・核戦争を止める道だと確信し、2月の三里塚強制執行阻止闘争、4月の杉並選挙闘争、5月のG7広島サミット粉砕闘争に至る4カ月決戦を闘い、国家権力・右翼との内乱的激突に勝利してきました。そして「反戦闘争としての反戦闘争」(第31回全国委員会総会、2023年8月)を推し進め、夏~秋の連続的反戦デモを闘い、パレスチナ人民の「10・7蜂起」に応え11月労働者集会をかちとってきました。帝国主義・国家権力との死闘に勝利し、侵略戦争を内乱に転化するために、今こそ革命党の建設を支えるカンパを訴えます。