全国で10・21国際反戦デー闘争
全国で10・21国際反戦デー闘争
10月21日、改憲・戦争阻止!大行進が呼びかける国際反戦デー行動が全国各地で一斉に取り組まれた。
東京では、新宿駅東口アルタ前広場でアピール集会と新宿の街を一周するデモが行われた。大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は「反戦の声で新宿を騒乱の街にしよう!」と訴え、全学連の学生は前日のイスラエル大使館抗議行動で不当逮捕された学生の即時奪還へ共に闘うことをアピール。動労千葉の川崎昌浩執行委員は「パレスチナ人民がイスラエルに抵抗し武装蜂起することは当然の権利だ。パレスチナ人民と連帯し、労働者の団結した力で戦争を止めよう」と訴え、11・19集会への大結集を呼びかけた。
デモには飛び入りを含めて400人以上が参加。街頭の雰囲気はパレスチナ情勢の激化を受けて一変しており、沿道からの声援、デモコールに唱和する人の数もかつてなく多かった。「フリー・フリー・パレスタイン(パレスチナを解放しろ!)」のコールに腕を振り上げ呼応する外国人も多く、海外在住のパレスチナ人のグループなど多くの飛び入り参加があった。
札幌では、21日に街頭宣伝、22日に市内デモと在札幌米総領事館への抗議行動が行われた。デモには、パレスチナ問題に取り組んできた仲間の尽力で、パレスチナ人やムスリムの人々の参加もかちとられた。
新潟では、22日に駅前街頭宣伝と市内デモが行われ、沿道の注目を集めながら繁華街まで行進した。
大阪では、豊崎西公園での反戦集会と梅田の繁華街を行進するデモがかちとられた。梅田反戦デモは毎月取り組まれてきたが今回の注目度は段違いで、多くの10代の若者が合流。200人の参加者は半数が飛び入りで合流してきた市民だった。
広島では、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の呼びかけで、原爆ドーム前でのパレスチナ連帯の座り込みと集会、デモが行われた。デモは岸田首相の事務所前を通り、大軍拡と戦争の岸田打倒の大コールをたたきつけた。
香川・観音寺では、観音寺駅前公園でのリレートークと市内デモが行われ、駅周辺の住民や高校生、商店街の人々からの注目と声援を集めた。
福岡では、中央区警固公園から天神の繁華街に向かうデモが行われた。ガザ侵攻、ウクライナ戦争、中国侵略戦争、日米合同軍事演習レゾリュート・ドラゴン23への絶対反対のコールを響かせ、デモ後には反戦集会もかちとられた。
沖縄では、那覇市県庁前広場で街頭宣伝とスタンディングが行われ、初参加の人もアピール。その後、国際通りでデモが行われた。