国際連帯20年で座談会 月刊労働運動10月号 動労千葉が語る

週刊『前進』04頁(3316号02面03)(2023/10/24)


国際連帯20年で座談会
 月刊労働運動10月号
 動労千葉が語る


 全国労働組合交流センター発行「月刊労働運動」10月号(定価300円)に掲載された「国際連帯20周年記念座談会」は必読だ。動労千葉の田中康宏顧問と動労千葉国際連帯委員会の山本弘行さんが、20年におよぶ国際連帯の豊かな内容をエピソードも交えながら語り合っている。
 2002〜03年に出会ったアメリカ、韓国の労働者たちは、動労千葉が日本での新自由主義攻撃の突破口となった国鉄分割・民営化と闘い、ストライキで戦争に反対していることを知り、即座に信頼を寄せた。民営化攻撃との闘いは世界共通の課題だったのだ。世界で闘う仲間が動労千葉労働運動を高く評価してくれたことは、日本の運動の自信と確信になった。
 田中顧問は「世界戦争が事実上始まっているときに、国際連帯を抜きにして勝利できる道はない」と断言し、戦時下で開催する11・19国際反戦大集会への大結集を呼びかけている。

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