2023年日誌 10月3〜9日 米下院が議長解任動議可決/ハマスがイスラエルへ大規模攻撃
週刊『前進』04頁(3315号03面03)(2023/10/16)
2023年日誌 10月3〜9日
米下院が議長解任動議可決/ハマスがイスラエルへ大規模攻撃
□米下院がマッカーシー議長(共和党)の解任を求める動議を賛成多数で可決した。下院議長が解任されるのは米国史上初めて(3日)
□米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画をめぐり、沖縄県の玉城デニー知事が、新たな区域の埋め立て工事に必要な防衛省の設計変更申請を承認するよう求めた国の「指示」の期限の4日までに承認せず、最終的な判断を保留する方針を示した(4日)
□斉藤鉄夫国土交通相が、辺野古をめぐる防衛省の設計変更申請について、国が県に代わって承認する「代執行」のための訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした(5日)
□訪米中の木原稔防衛相がオースティン米国防長官と会談し、米国の巡航ミサイル「トマホーク」の取得を当初計画から1年前倒しし2025年度からとすることで一致した(5日)
□東京電力福島第一原発の汚染水の海への放出で、東電が2回目の放出を始めた(5日)
□労働組合の中央組織・連合の定期大会が始まり、自民党政権下の首相としては16年ぶりに岸田文雄首相が出席した(5日)
□パレスチナ自治区ガザ地区から、イスラエルに向けて大量のロケット弾が発射された。イスラエル軍が、報復としてガザ地区への空爆を開始した。同日午後4時30分の段階でガザ地区や周辺で少なくとも198人が死亡、1610人以上が負傷した(7日)
□米、英、独、仏、伊の5カ国の首脳が、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの大規模攻撃について、「イスラエルへの支持と、ハマスの恐ろしいテロ行為への非難を表明する」との共同声明を出した(9日)