米軍横田基地にデモ 大行進三多摩 戦争反対・基地撤去訴え
米軍横田基地にデモ
大行進三多摩 戦争反対・基地撤去訴え
10月9日、福生市内で改憲・戦争阻止!大行進三多摩主催の「横田反戦反基地集会・デモ」が行われ、105人の労働者・学生・市民が結集した。
集会冒頭、「世界のウクライナ反戦デモ」がビデオ上映された。三里塚芝山連合空港反対同盟のメッセージが読み上げられ、大行進神奈川、横田基地ゲート前スタンディング行動を闘う仲間から連帯あいさつを受けた。
大行進三多摩の労働者が基調を報告し、ウクライナ戦争激化に怒りをたぎらせ「この戦争はアメリカによる帝国主義戦争・世界戦争の一環であり、アメリカ帝国主義の世界支配・国内支配の崩壊と大没落こそが一切の根源」と暴き、日帝・岸田政権がこの戦争に帝国主義としての死活をかけて主体的に参戦しようとしているとして、「労働者の国際連帯、反戦闘争の爆発で帝国主義を打倒すること、戦争に突き進む自国政府を打倒することが戦争を止める唯一の闘いであり展望だ」と喝破した。
また、辺野古新基地建設への代執行、汚染水放出や横田基地の臨戦態勢化―日本全土出撃基地化を弾劾し、沖縄と連帯した基地包囲・実力撤去の闘いを訴えた。さらに岸田打倒の大決戦として、10月連続反戦デモ―10・21新宿反戦デモの大爆発と大行進運動の拡大、11・19労働者集会=国際連帯の大反戦デモへの総結集を熱烈に呼びかけた。
沖縄からの特別アピールを行った全学連委員長の赤嶺知晃さんは、「世界戦争下で沖縄の闘いが決定的」として軍事要塞化と闘う沖縄・南西諸島の住民や青年・学生の闘いを報告、「反戦を胸に秘めるのではなく行動が必要だ」と力強く訴えた。地元からは青年労働者が、基地が核戦争の標的になることへの不安を率直に出しつつ、「戦争を止める唯一の希望は労働者が団結すること、革命にある」と闘う決意を語った。
集会後は基地に迫るデモに出発。右翼の妨害をものともせず、「戦争反対!基地撤去!」のコールをとどろかせた。
(大行進三多摩実行委員会・加納敏弘)