9・18代々木公園 原発汚染水放出に怒り 反対署名に次々と
週刊『前進』04頁(3312号01面03)(2023/09/25)
9・18代々木公園
原発汚染水放出に怒り
反対署名に次々と
(写真 原発汚染水放出に反対するNAZEN東京と改憲・戦争阻止!大行進のデモ隊【9月18日 東京都渋谷区】)
(写真 汚染水署名と9・23デモを訴えた)
9月18日、快晴の東京都代々木公園で「さようなら原発1000万人アクション」など3団体が共催する反原発集会が開かれ、延べ8千人が参加した。
メインステージでのテーマトークでは、ルポライターの鎌田慧さんが岸田政権による放射能汚染水の海洋放出攻撃と老朽原発の再稼働を弾劾した。元京都大学原子炉実験所の小出裕章さんは汚染水の海洋放出について「日本政府は今、IAEA(国際原子力機関)を錦の御旗のように掲げているが、IAEAというのは原子力を推進する世界中の大元であって、いわばヤクザの親分。その親分に子分が泣きついている」とIAEAと日本政府を激しく断罪、青森県六ケ所村の再処理施設の問題を指摘し、この闘いは日本の原子力の根幹に関わると訴えた。
NAZEN東京と改憲・戦争阻止!大行進東京は共同でブースを出し、汚染水反対署名と9・23反戦デモへの参加を呼びかけ、汚染水放出と戦争・大軍拡に突進する岸田政権への渦巻く怒りと結びついた。集会終了後、渋谷をデモした。
汚染水反対署名には幼い子を連れた母親たちが次々と応じ、約300筆が集まった。11・19労働者集会の参加を訴えると「友人たちと行きます!」とチケット4枚を購入する場面も。三里塚反対同盟と支援は伊藤信晴さんを先頭に成田空港拡張反対署名を訴え、200筆が集まった。