２０２３年日誌　８月22日〜28日
　福島第一原発の汚染水海洋放出始まる／ＢＲＩＣＳ拡大

□政府は「防衛装備移転三原則」の運用指針見直しをめぐり、英国・イタリアと共同開発する次期戦闘機を第三国へ直接輸出することを容認する見解を示した（23日）
□福島第一原発の汚染水放出決定を受け、福島県などの漁業関係者や住民らが、国と東電を相手に放出差し止めなどを求めて９月８日に福島地裁に提訴することを原告側弁護団が明らかにした。原告数は100人規模（23日）
□東京電力は福島第一原発の汚染水の海洋放出を始めた（24日）
□中国政府は汚染水海洋放出に「強烈な批判」を示し、日本産水産物の全面禁輸を発表。香港も10都県の水産物禁輸を始めた（24日）
□辺野古の新基地建設で、軟弱地盤改良工事に伴う沖縄防衛局の設計変更申請に対する沖縄県の不承認を国土交通省が取り消した裁決の妥当性が争われた裁判で、最高裁が上告不受理を決定し、県側の敗訴が確定した（24日）
□ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興５カ国（ＢＲＩＣＳ）は、来年１月から新たにアルゼンチン、エジプト、イラン、サウジアラビア、エチオピア、アラブ首長国連邦の６カ国の加盟を承認（24日）
□外務省が「同志国」の軍に防衛装備品などを無償提供する「政府安全保障能力強化支援」（ＯＳＡ）について、来年度はベトナムやインドネシアなど６カ国を対象とする方向で調整していることがわかった（27日）
□大手百貨店そごう・西武の労働組合は、そごう・西武の売却を決議するなら８月31日にストライキを行うと会社側に通知した（28日）